労働基準監督署は、宝塚歌劇団の何を調査するのか?
今日は、壽々(じゅじゅ)です。
新聞にも記事が出ていますね。
見出しは、
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宝塚歌劇団に立ち入り
労基署、俳優急死問題で
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です。
では、労基署は、一体、何を調査するの
でしょうか?
新聞記事には、
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関係者によると、22日の調査では、労
基署職員が歌劇団側の担当者から契約関
連の説明を受けた。今後、俳優らの働き
方を本格的に調べ、法令違反の有無など
の確認を進めるとみられる。
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と書かれています。
宝塚歌劇団は、研5までは「雇用契約」、
研6以上は、「委託契約」としています。
「契約関連の説明を受けた」ということ
は、この劇団と劇団員との契約が適切で
あったかを調査するものと思われます。
もし、研6以上も「雇用契約」に相当する
と看做されたら、特別な場合を除き(労
使間の協定など)、過重な長時間労働は、
労働基準法違反となります。
そもそも、劇団が労働時間管理をやって
いたかも問題になります。
そのあたりを労働基準監督署は、綿密に
調査するのではないでしょうか。
ちょっと、大事になりそうですね。