妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

最近、宝塚の作品のタイトルが長くないか、という話。

今日は、壽々(じゅじゅ)です。


星組の別箱公演のタイトルを見ていて思
ったのは、片方が『バレンシアの熱い花』
とシンプルなタイトルであるのに対し、
もう一方が、『Le Rouge et le Noir~赤
と黒~』でタイトルが長いということ。


しかも、『赤と黒~Le Rouge et le Noir
~』でいいと思うのですが、わざわざ、
フランス語のタイトルを前にして、フラ
ンス語の読めない観客にタイトルを読め
なくしています。


以前は、もっとシンプルなタイトルの作
品が多かったように思いますが、最近は
わざわざ、意味不明のサブタイトルまで
付けようとします。


『1789-バスティーユの恋人たち-』は、
さずがに『1789』だけでは、なんのこと
か分からないと思いますが、『カジノ・
ロワイヤル ~我が名はボンド~』は、今
時(話は、今時の話ではありませんが)、
「我が名は〇〇」という人もいないでし
ょうし、「ボンド」は名前ではなく、姓
の方です。「我が名は山田」と言ってい
るようなものです。


『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』
は、「散る」なんて付けたため、礼真琴
さんが退団するのではないかと騒がれま
したし、『めぐり会いは再び next gene
ration-真夜中の依頼人(ミッドナイト・
ガールフレンド)-』に至っては、そも
そも、後ろの「真夜中の依頼人(ミッド
ナイト・ガールフレンド)」が必要だっ
たのか疑問ですし、「真夜中の依頼人」
=「ミッドナイト・ガールフレンド」で
もないような……。


ということで、シンプルに『うたかたの
恋』、『殉情(じゅんじょう)』、『フ
ィレンツェに燃える』でいいのでは?
と思うのですが……。