妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

素直に喜ぶことのできない、水美舞斗さんと瀬央ゆりあさんの専科異動!!

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


花組の水美舞斗さんに続いて、星組の瀬
央ゆりあさんも専科に異動することにな
りました。


歓迎する方も多いですが、一部の方は、
危惧しているようです。


私もどちらかというと、歓迎派よりも危
惧派です。
凪七瑠海さんが専科に異動になった時の
ことを思い出すからです。
凪七瑠海さんが専科に異動になってから
のことを振り返ってみましょう。
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2016年9月5日付で専科へと異動
2017年9 - 12月、星組『ベルリン、わが
愛』 - ヨーゼフ・ゲッベルス
2018年2月、星組『うたかたの恋』 - フ
リードリヒ公爵
2018年11 - 12月、花組『蘭陵王』 - 高長
恭 東上主演
2019年5 - 9月、雪組『壬生義士伝』 - 松
本良順
2019年11 - 12月、星組『ロックオペラ
モーツァルト』- アントニオ・サリエリ
2020年10月、凪七瑠海コンサート『パ
ッション・ダムール-愛の夢-』 主演
2021年4 - 7月、花組『アウグストゥス
-尊厳ある者-』 - クレオパトラ7世
2022年7 - 8月、雪組『心中・恋の大和
路』 - 丹波屋八右衛門
2022年10 - 12月、雪組『蒼穹の昴』
- 李鴻章
2023年3 - 4月、星組『バレンシアの熱い
花』 - フェルナンド・デルバレス 全国ツ
アー初主演
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専科へ異動になってから星組公演に出演
するまで、1年間の空白期間があります。
その後も、1年に1~2公演の出演です。
幅広い演技のできる凪七瑠海さんですら、
こんな状況です。


水美舞斗さんだけでなく瀬央ゆりあさん
も専科へ異動となると、出演公演は相当
限られることが予想されます。


今回のお二人の専科異動は、お二人を専
科で活用するというよりも、次の3番手
(格)、つまり、花組は永久輝せあさん、
星組は暁千星さんを早く2番手に上げて、
2番手経験を積ませることにその主な目的
があるように思われます。


もし、そうであれば、水美舞斗さんと瀬
央ゆりあさんが専科で各組の公演に出演
して活躍するという機会はそれほどない
のではないでしょうか?


他の方がおっしゃるように、大阪・関西
万博に合わせて、外部出演なんてことも
あるのかもしれません。
ただ、それは2年も先の話ですし、一過
性のものです。
あまり期待しない方がいいでしょう。


せめて、どちらか一人でも、どこかの組
へ落下傘できればいいのですけどね。


しばらく、専科に置いておいて、大した
出演機会も与えられないまま結局は、退
団、ということでなければいいのですが
……。


今回の専科異動がお二人にとって、活躍
の場の与えられる新たな宝塚人生の再ス
タートとなることを願うばかりです。