妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

男性同士でもセクハラになるのか?

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


さて、例の文藝春秋の記事に関してです。


今回のような男性同士でもセクハラにな
るのか、ということについてです。


結論から言うと、男性同士でも女性同士
でもセクハラは起こり得ます。


これは、厚生労働省のいわゆる「セクハ
ラ指針」(「事業主が職場における性的
な言動に起因する問題に関して雇用管理
上講ずべき措置等についての指針」)に
明確に書かれています。


その内容は、以下の通りです。
==================
なお、職場におけるセクシュアルハラス
メントには、同性に対するものも含まれ
るものである
。また、被害を受けた者
(以下「被害者」という。)の性的指向
又は性自認にかかわらず、当該者に対す
る職場におけるセクシュアルハラスメン
トも、本指針の対象となるものである。
(指針第2項第2号尚書き)
==================
太字部分がその該当部分です。


なお、この指針は、タイトルが示すよう
に「事業主が(略)講ずべき措置等につ
いての指針」ですので、基本的に事業主
(今回の場合、宝塚歌劇団)の義務につ
いての指針です。


さて、パワハラも含めて、宝塚歌劇団は、
これらの指針等を遵守して、義務を果た
しているでしょうか?


なお、裁判の傍聴については、他の方が
詳しくかつ正確な記事を書かれているの
で、そちらをご参照ください。


結論だけ言うと、傍聴はできますが、裁
判期日が裁判所に毎日行かないと分から
ない事と裁判の最初の方は、書証による
陳述(本人尋問や証人尋問ではない)に
なるので、傍聴しても意味がない、とい
うことです。