壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

華やかな花組レビュー!!『GRAND MIRAGE!』!!(観劇感想)

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日は、花組公演『鴛鴦歌合戦』『GRA
ND MIRAGE!』の3回目観劇に、宝塚へ観
劇に行ってきました。


宝塚が凄く暑かったです。気温何度あっ
たんでしょうか?宝塚の駅から大劇場ま
でがいつもより遠く感じました。


今回は、チケットぴあの貸切公演で、何
と、前から3列目の通路側の席。
1列目がないので、実質2列目。通路の
反対側はSS席なので、ほぼ、SS席。


舞台がよく見えました。


誰か目が合わないかと思っていたのです
が、あの席は案外合わないですね。
大体、素通りしていくような……。


でも、柚香光さんと聖乃あすかさんと目
があったような……。合ったことにして
おきましょう。


外は猛暑なのに、その席が寒い??
隣の席の人も寒いと言ってました。
通風孔の真下になるのかな?


さて、本題です。


今回は、レビューの『GRAND MIRAGE!』
の方の場面紹介と感想です。
(記憶違いがありましたら、ご容赦くだ
さい)


まず、幕が上がると6人の娘役さんがパ
ステルカラーの綺麗な衣裳を着て踊り、
歌います。紫陽花の色だそうで、帽子の
下に紫陽花の花を付けています。


紫陽花のセットの中、小さな階段上に白
い衣装の柚香光さんがスポットライトを
浴びて登場!!階段を降りながら、娘役
達に囲まれて、主題歌を歌います。


やっぱり、柚香光さん、華がありますよ
ね。


続いて、白の衣装の星風まどかさんが出
てきて主題歌を歌い継ぎ、同じく紫陽花
色の衣装の男役さん達とのダンスになり
ます。


そして、柚香光さんと星風まどかさんの
主題歌をバックミュージックにしたデュ
エットダンスに。


その後は、柚香光さんを中心とした男役
さん達の群舞。永久輝せあさんが薄いピ
ンクの衣装、聖乃あすかさんが薄い水色
の衣装で柚香光さんの両隣りで踊ります。


そして、全員の大コーラスと群舞でプロ
ローグの最後を飾ります。


プロローグから華やかで、パステルカラ
ーの衣装がとっても上品で綺麗です。


プロローグが終わると、間奏曲(1)
「果てしなき MIRAGE」で、永久輝せあ
さん、聖乃あすかさん、帆純まひろさん、
一之瀬航季さんの4人が残って銀橋で歌
います。


この4人が花組の次の中心メンバーにな
るのだと思います。(プラス綺城ひか理
さんかな?)


第2章は、「遥かなるMIRAGE」。
「1901年、……」というアナウンスで始
まって、「スウェン・ヘディンの探検隊
の一員であり、フランス外人部隊のアン
リ・フィリップ中尉は、ひとり本隊から
はずれ、砂漠をさまよっていた……。」
という設定。(実話だそうです)


このめんどくさい設定いるのかと思いつ
つ、気づくと、グレーの軍服に身を包ん
だ柚香光さんが舞台上手にカッコよく登
場!!


柚香光さんが、銀橋を渡りながら、名曲
「ストレンジャー・イン・パラダイス」
(原曲は、ボロディンのオペラ『イーゴ
リ公』の「ダッタン人の踊り」)を歌い
ます。


柚香光さんが舞台へ戻ると、曲調が変わ
って、焦げ茶色の衣装に黒いマントを付
けた「砂嵐の精」が襲ってきて、群舞に
なります。


すると、砂漠の向こうに宮殿の蜃気楼が
現れ、薄い幕が上がると、星風まどかさ
んを中心としたミラージュの乙女たちが
現れます。


星風まどかさんは、薄い赤にオレンジの
可愛い衣装でへそだしです。


美しいメロディーが流れて幸せな時間が
訪れますが、それも、束の間、再び、砂
嵐が襲ってきて……。柚香光さん片手を
挙げながらせり下がっていきます。


「MIRAGE」にふさわしい、ちょっと幻
想的な場面です。曲も美しいメロディで
素敵です。


第3章は、「VIVA カンツォーネ!」で
カンツォーネメドレーになります。


赤い貴族風の衣装を着た永久輝せあさん
が「アルディラ」を歌いながら銀橋を渡
ります。


舞台は、ヴェネチアの宮殿風(らしい)。
カンツォーネの乙女たちが舞台で踊りま
す。


永久輝せあさんが一旦、退出すると、舞
台にカンツォーネの青年たちが加わり、
「チャオ チャオ バンビーナ」を始めとし
たカンツォーネの名曲をメドレーで歌い
継いでいきます。


衣装は、なんとなく、中世のイタリア風
です。綺城ひか理さんが緑の衣装で、印
象的でした。永久輝せあさんの赤の衣装
にもう一人白が加わるとイタリアの国旗
三色旗になるのですが。そういう意図で
はない様子。


最後は、綺城ひか理さん、帆純まひろさ
ん、一之瀬航季さん、美羽愛さん、星空
美咲さんの5人が銀橋に並び、娘役のコ
ーラスをバックに歌い繋ぎます。


綺城ひか理さんの歌が上手くなっていた
ように思いました。星組効果でしょうか。


第4章は、「シボネー・コンツェルト」。
名曲「シボネー」をいろんな風にアレン
ジしています。


男役が薄い青の上着、下白のパンツでず
らりと横一直線に並んだ状態のところへ
上着が濃い青の永久輝せあさんと上着が
薄い紫の聖乃あすかさんが加わって、男
役の群舞になったところへ、上着キンキ
ラの衣装の柚香光さんがセリ上がってき
て、全員で激しく踊ります。


男役が捌けて、柚香光さんだけが残った
所へ今度は、青と白の衣装の娘役が出て
きて、柚香光さんの歌に合わせて、娘役
達が華やかに踊ります。


その後、男役も出てきて、美風舞良さん、
和海しょうさんらの美声に合わせて、3
組の男女のデュエットダンスになります。


最後は、出演者全員による熱気に溢れた
ラテンの激しい総踊りになります。


そこから、間奏曲(2)「She」は、薄
い水色の衣装の聖乃あすかさんのソロで
薄紫の衣装の娘役達が踊ります。


それが終わると、場面は一転し、ビルの
シルエット。第5章「夜の街の幻影」と
いう場面になります。


黒に黄色の衣装と帽子を被って、柚香光
さんが登場。途中で柚香光さんが帽子を
投げ捨て、男役さん達が謝珠栄氏の振り
付けでスタイリッシュに踊る、なんとも
格好いい場面。


でも、右足を大きく上げて暫く静止する
など、振付大変そう。でも、そこがまた、
格好いい!!


続いて、第6章はロケットになります。


黒燕尾に黒タイツで帽子に大きな白い羽
根飾りをつけてのラインダンスになりま
す。


ロケットが終わると、第7章「ボレロ・
ルージュ」の場面。


タイトル通りに真紅の衣装にボレロの曲
でそれが次第に激しくなり、最高に盛り
上がる場面になります。
最後は、再び、3組のデュエットダンス。


その後、この公演で退団する3名(航琉
ひびきさん、和海しょうさん、春妃うら
らさん)に紫門ゆりやさん、糸月雪羽さ
ん、咲乃深音さんを加えた3組でのカッ
プルの場面、間奏曲(3)「ジュテーム」
になります。


そして、第8章フィナーレは、永久輝せ
あさんの歌う「So in Love」で柚香光さ
んと星風まどかさんのデュエットダンス
になります。柚香光さんと永久輝せあさ
んは白燕尾、星風まどかさんは白のドレ
スです。


途中で、永久輝せあさんが下手に抜けて
二人だけのデュエットダンスになります。


もう、二人の息がぴったり合っていて、
とっても素敵なデュエットダンスです。


で、最後は、朝葉ことのさんのエトワー
ルでパレードになります。


どこがneoなのか分かりませんが、さす
が、ロマンチック・レビュー。花組らし
い華やかさとスタイリッシュな場面とが
盛りだくさんな素晴らしいレビューです。


水美舞斗さんが抜けたのは寂しいですが、
それを補って、柚香光さんを中心にした
花組メンバーが素晴らしいレビューで魅
せてくれました。