妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

星組東京宝塚劇場大千秋楽~礼真琴さん挨拶

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


今回は、星組東京宝塚劇場大千秋楽から
礼真琴さんの挨拶部分です。


(1回目です。退団者3名の挨拶後)


皆様、本日は、星組東京公演の千秋楽を
最後までご観劇下さいまして、ありがと
うございました。星組の礼真琴でござい
ます。
(礼)(拍手)


まず、私事ではございますが、8月14日
からの公演中止、その後の休演期間に伴
い、皆様には、たくさんのご不安とご心
配、そして、ご迷惑をおかけしてしまい
ましたことを心よりお詫び申し上げます。


お客様に楽しんで幸せな気持ちになって
帰っていただくために、舞台に立ってい
るはずなのに、ご心配ばかりお掛けして
しまって、そして、主演という立場であ
りながら、舞台に穴を空けてしまったこ
と、とても悔しく、情けないです。


でも、その間、私がいない間、美稀組長、
白妙副組長率いる最強の仲間達、そして、
ロナン・マズリエを演じてくれた暁千星。
ありちゃんを始めとする代役のみんな。
頼もしい仲間たちに、支えられ、この
『1789』を今日まで、繋げることができ
ました。


仲間達、そして、支えて下さるスタッフ
の皆様。この間も、ずっと応援し、思い
を寄せて下さる皆様に心からのお詫びと
それ以上の感謝の思いで一杯でございま
す。本当にありがとうございます。
(礼)(拍手)
この後に、私が、またこの舞台に立った
時に、皆様が1ミリの不安もなく、心配
もなく、心から楽しんでいただけるよう
な星組を作っていけるように、これから
も努めて参ります。
そして、今、袴姿で降りてきた大切な3名
の仲間。最後の輝かしいラストステージ、
険しい道を歩かせてしまいました。
でも、3名の最後の姿を(涙を拭う)、見
届けることができて、とても、幸せです。
今、ここに立っていない後2名の大切な仲
間もいます。
星組全員でこの先も、突き進んで参ります
ので、今後もどうぞ、よろしくお願い申し
上げます。
本日は、本当にありがとうございました。


(2回目です。)


ありがとうございます。
この公演に、大きなお力添えをいただき
ました輝月ゆうまさんです。
(拍手)
本当に、たくさん、たくさん、支えてい
ただきました。
舞台上でも、それ以外でも、本当に、あ
りがとう、まゆぽん。
(拍手)
星組に出演したら、凄い大変だったって、
思われないように、もっともっと、強く
なって、次、共演する時は、いじめない
で下さい。
仲良しの役で、また共演出来たら嬉しい
です。沢山の学びをありがとうございま
した。(拍手)


そして、本日は、全国の映画館でのライ
ブ中継、そして、ライブ配信も行われて
おります。皆様、ありがとうございます。


私たちも、これから宝塚歌劇110周年に
向けて、ますます、盛り上がっていきた
いと思っておりますので、皆様もどうぞ、
楽しみに付いてきてください。


本日は、本当にありがとうございました。


(3回目は、礼真琴さんと退団者3名の挨
拶になりますので、その部分は、別途、
とします。)


(星組の皆さんを呼んで)


そして、明日から専科へ異動となる瀬央
さん、顔を見ません。(右手で顔を隠し)
なおちゃんとは、かれこれ、音楽学校に
合格して初めましての時から、ずっと、
一緒にいるんですね。17年になります
か。家族より一緒にいるというのは、家
族以上というのは、どう表現したらいい
のかと考えた結果、もはや自分、という
結果になりました。
(拍手)
私であってあなたであると、私は、昨日、
眠る前に考えました。
それだけ、ずっと、一緒にいるのが当た
り前だと思って過ごして来たので、次の
公演からなおちゃんがいないって自覚を
した時、どんな思いになるのか、まだ、
自分では分かりませんが、まずは、次の
タカラヅカスペシャル、そして、その後
も共演できることを楽しみに、そして、
瀬央さんからこれまで頂いた沢山の支え
と思いを、プロだから、私たち、泣かな
いのって、何度言ってこの舞台に立つか、
また、一緒に舞台に立てる日を楽しみに
しています。


そして、私たち星組は、この3名の思い
も胸に更なる作品へ挑戦して参ります。
次の作品もどうぞ、よろしくお願い申し
上げます。
本日は、本当にありがとうございました。


(4回目です。)


ありがとうございます。
本日、8月27日は、舞空瞳ちゃんの誕
生日です!!いえーい!


(舞空瞳さん)
礼さんと誕生日に一緒に舞台に立てるこ
とが、何よりも嬉しいです。(泣きなが
ら)(拍手)


心配かけてごめんね。
そして、今、この舞台にいない珀亜れい
も、今日、お誕生日です。おめでとう。
(拍手)


では、皆様お立ち頂いたので、星組パッ
ションに移りたいと思います。
では、皆様も一緒に声を出して、最後、
締めくくりましょう。
女咲が、突然、振るでしょ、「熱いぜ」
で、皆さんで「星組~」、みほが、「燃
えろ」、皆で「星組~」、まなつが「進
め」、そしたら皆で「星組~」、そして
なおちゃんに最後「星組~」とやっても
らって、皆で「パッショーン」。
急に振るでしょ。


(で、「星組パッション」で締めました)


(最後に、礼真琴さんが、1人で上手舞
台袖から出てきて)


ありがとうございます。
本当に舞台に立てることがこんなに幸せ
で、自分の心がこんなにも満たされると
改めて感じております。そして、どれだけ
の方に支えて頂いて、どれだけの仲間に、
背中を押してもらって、どれだけの方々に
応援していただいて、この宝塚歌劇が成り
立っているか、とっても考える時間でした。
私から情報をね、発信する機会が余りない
からこそ、沢山の情報や憶測が飛び交って
いると思います。
皆様にご心配をお掛けしているのも事実で、
不安に思っている方も事実で、厳しいご意
見があることも自覚しています。
その中で、何を感じて、何を思って、何を
発信するか、そして、何を信じるか、それ
は本当にその人それぞれの自由だと私は思
います。
自由とは、他人を傷つけない限り、何をし
てもいい、ロナンはそう言っています。
(拍手)
私から一つ言えることは、この宝塚歌劇と
いう唯一無二の素晴らしい世界にいられる
ことが何よりの幸せで、この空間が、一番
大好きで、自分のしっかりした意思を持っ
て、ここに戻って参りました。
そして、温かく、それまでどれだけ不安に
なったか、計り知れない、繋げてくれた仲
間が温かく迎えてくれる、こんなに素晴ら
しい場所はありません。
そして、生まれてから、今日今に至るまで
ポリープが出来たことはございません。
(拍手)
これから、もっともっと皆さんに、信頼し
て愛して頂ける宝塚歌劇となるように、私
もその戦力の一人として頑張って参ります。
今後もよろしくお願いします。
そして、次の博多座の公演。そして、天飛
の初主演バウ公演。どうぞ、皆様、応援の
程、よろしくお願い申し上げます。
本当にありがとうございました。
(拍手)


END