妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

木場理事長が「週刊誌対策として専門のコンサル会社と連携した」?????

今日は、壽々(じゅじゅ)です。


一昨日発売の「週刊文書」の記事に、木
場理事長が「週刊誌対策として専門のコ
ンサル会社と連携した」と言ったと書か
れています。
「週刊誌」というのは、主に「週刊文春」
でしょう。


その部分の前後だけを抜き書きします。
==================
(略)
 発売後、さらに小誌には情報提供が相
次いだ。冒頭のメッセージはその一つで
ある。一方、劇団は〇〇の死を受け、宙
組公演を十月二十二日まで中止すること
を発表した。その間、外部の弁護士らで
構成された調査チームが宙組六十数人に
聞き取りを行い、自殺の経緯を調べると
いう。だが、生徒たちからは疑問の声が
噴出している。
 「弁護士は名刺も渡さず、名前すら名
乗ってくれない。ある生徒が『名刺をい
ただけますか』と聞いたところ『劇団の
然るべき窓口に連絡してください』と拒
否された。そのため、劇団が用意した弁
護士の調査は『結論有りきなのでは』と
生徒たちの間で不信感が生まれています。
 また、他組でもヒアリングが行われま
したが、約八十人の組子がいるにもかか
わらず一日で終了するお粗末なものだっ
たそう」(宙組関係者)
(略)
 生徒たちが抱える動揺は他組にも伝播
している。
 「十月七日の記者会見直前、木場健之
歌劇団理事長が月組の稽古場で説明を行
ったのですが、遺族の意向を理由に詳細
な説明はなかった。にもかかわらず、
『週刊誌対策として専門のコンサル会社
と連携した』と語るなど、支離滅裂な内
容でした」(劇団関係者)
 木場氏は会見で「一人ひとりの心のケ
アなどにも時間をかけ、生徒の心情に寄
り添ってまいります」と語ったが、劇団
の内情とあまりに乖離している。
 「例えば、全組子について劇団は『い
のちの電話』の番号を通知するのみ。カ
ウンセラーが常駐するわけではなく、以
前と変わらず産業医がいるだけ。『精神
的にしんどい生徒は自分で電話してメン
タルクリニックを受診するように』と言
われています」(同前)
 現在、宙組の退団希望者は全体の半数
の三十数人に及ぶという。劇団は、なぜ
❝冷たく虚しい場所❞に成り果てたのか。
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まあ、「週刊文春」の記事ですから、一
部の人に言わせると嘘八百なんでしょう
けど、形だけのヒアリングが行われてい
る可能性はあると思います。


また、きちんとした生徒の心のケア体制
が未だに整っていない可能性もあるよう
に思われます。


ただ、それらの生徒に対する対策を差し
置いて「週刊誌対策として専門のコンサ
ル会社と連携した」とするならば、これ
は、自己保身以外の何物でもないでしょ
う。


そもそも、「週刊誌対策の専門のコンサ
ル会社」なんてのがあるんでしょうか?
何となく、怪しげですが。大丈夫でしょ
うか?


なお、この記事に関して、「今回の「誹
謗中傷に対する注意勧告」は、コンサル
会社からの提案かと思いました。」と書
いている方がみえますが、違うと思いま
す。


週刊誌対策とSNS対策とでは、全く、や
り方が違うと思います。


しかも、上の記事は、「週刊文春」自身
の記事です。劇団は、完全になめられて
いますよね。