今年の宝塚各組の体制について考えてみました(星組編)
今晩は、壽々(じゅじゅ)です。
今回は、星組編です。
まず、礼真琴さんと舞空瞳さんのトップコンビ。
2022年4 - 7月の『めぐり会いは再び next generation』『GranCantante
(グランカンタンテ)!!』で本公演4作目。
年内にもう1作はあると思われますので、それが5作目。
さすがに、本公演5作で退団はないと思われますので、年内はこのまま。
瀬央ゆりあさんが2月の『ザ・ジェントル・ライアー』で東上公演初主演
を決め、2番手だった愛月ひかるさん退団の後を受けて、暫定2番手(2番
目)。
ただし、2番手羽根を背負うかどうかは、ちょっと微妙かも。
問題は、その次。
綺城ひか理さん・天華えまさん→極美慎さん、と続くと思われたのですが、
ここにきて変化が。
月組の3番手(3番目)の暁千星さんが5月の東上公演初主演の『ブエノス
アイレスの風』の千秋楽の翌日に星組へ組替え。
瀬央ゆりあさんの次、つまり、星組3番手(3番目)ということになります。
これに従って、綺城ひか理さん、天華えまさんの番手が下がることになり
ます。
さらに、『王家に捧ぐ歌』で、天華えまさんは2015年の宙組公演の愛月ひ
かるさんの役を、極美慎さんは宙組2番手だった真風涼帆さんの役を演じる
ことになり、役の上では極美慎さんと天華えまさんとが逆転する形になりま
した。
そうすると、暁千星さんの組替え後の番手は、綺城ひか理さんと極美慎さん
の順番が分からないのですが、大体、瀬央ゆりあさん→暁千星さん→綺城ひ
か理さん・極美慎さん→天華えまさんというような感じになって、綺城ひか
理さんと天華えまさんがそれぞれ後退したような感じになりました。
なお、男役では、102期の咲城けいさんが7月25日付で雪組へ組替え。
月組へ組替えする同じ102期の彩海せらさんの補充かと思いますが、ちょっ
と意味が分かりづらい組替えです。
娘役は、有沙瞳さんが『王家に捧ぐ歌』で、アムネリス役を射止めて、別格
娘役的存在。
小桜ほのかさんも別格娘役的存在になりつつあります。
昨年の11月4日付という訳の分からないタイミングで月組から組替えしてきた
詩ちづる(105期)さんは、『ザ・ジェントル・ライアー』で3人のヒロインの
うち、メイベル・チルターン役に。次期トップ娘役候補ということでしょうか?
ということは、次期トップ候補の暁千星さんの相手役に?
同じ月組出身ですし……。
ということで、今年の星組は、愛月ひかるさんの退団に伴って、2番手(2番目)
が変わり、暁千星さんの組替えによって3番手(3番目)も変わって、それに伴っ
て、他の男役さんの番手にも変化が起きることになります。
とりあえずは、星組の体制が強化されたような感じを受けます。
そういえば、2023年は星組90周年の年。
90周年に向けて星組の体制固めに出たということかもしれません。
なお、下の記事もご参照ください。