妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

??????????だった、星組公演ショー『VIOLETOPIA』。

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


他の方のブログを読むと、結構、好評な
星組公演ショー『VIOLETOPIA』なので
すが、私には、どうも合わなかったみた
いで、????のまま、公演が終わって
しまいました。


千秋楽ライブ中継も観る予定ですので、
2回観ると、理解できるのでしょうか?
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一応、前もって、公演プログラムには目
を通していて、シチュエーションは、分
かっているつもりだったんですが……。


まず、「追憶の劇場」の場面から始まり
ます。
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「どこかの森に潜む廃墟、そこへ1人の
青年が訪れる。すみれの花に耳を澄ます
と、歌声が聞こえ出す。同時に過去を過
去を思い出すように、廃墟の中から劇場、
劇場に棲みつく記憶が蘇る。そこは劇場
でありながら魔界、VIOLETOPIA……。」
(公演プログラムより、以下、同)
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頭っからなんか抽象的です。舞台下手に
は、バカでかい紫色の花(多分、スミレ)
が咲いていますが、丁度、前の席の人の
頭が邪魔で良く見えません。1人の青年は
質素な身なりの礼真琴さんです(これも
良く見えませんでした)。


そして、盆が廻って、舞台上で紳士、淑
女がダンスをしています。まるで、ロマ
ンチック・レビューを観ているよう……。
(何か、古臭い)
で、「追憶の劇場」です。
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「かつてのレヴューの美女Sと紳士達が
現れる。青年はレヴューの美女Sの歌に
呼び戻され、レヴューの青年として再び
現れる。美しい夢、思い出の劇場……。」
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は、いいのですが、じゃあ、最初の青年
は、一体、何者だったのか?←この辺、
「歌劇」1月号の座談会を読むと分かり
ます。
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「全員が盛り上がり決まったところで雨
が降り出す。一同が逃げる中、レヴュー
の青年とレヴューの美女Sは雨の中、共
に歩いて甘いひと時を過ごす」
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劇場の中に雨が降る?はいいんですが、
礼真琴さんが差す傘に穴が開いている
(開いてますよね?)のが、どうにも気
になって、その傘で、相合い傘?


で、場面転換して、「バックステージは
虚構」になります。


この場面では、裏方の青年S(暁千星)
が主役で、花嫁役のダンサー(詩ちづる)
に恋をします。この場面は、よく分かり
ます。
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「いつもの時間になり、各々仕事に取り
掛かる。ダンサー達はドレスリハーサル
をしている。花嫁を巡り花婿と花嫁のか
つての恋人が争っている演目。裏方の青
年Sは、花嫁役のダンサーが気になって
仕方がない。休憩中にふと恋人役の上着
が置かれている。こっそりと袖を通すと、
夢が始まる……。
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次が「サーカス小屋の宿命」の場面です。
この辺から訳が分からなくなります。
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「何もない砂漠の村へ、奇妙な旅芸人一
座が歌いながらやってくる。村人は初め
て見る一座に興奮し喜ぶ。村の女Sは異
様な様子に不安を抱きながらも、立ち上
がっていくテントの中に吸い込まれる。」
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果たして、このサーカスは、劇中劇なの
か?「宿命」とは?意味不明です。


ただ、礼真琴さんの「ヘビS」がこの旅
芸人一座の出し物の一つだということは、
なんとなく、分かります。でも、ゾウや
ライオンならともかく、「ヘビ」なら、
サーカスではなく、見世物小屋だと思う
んですが……。常識で捉えるな、という
ことでしょうか?


人間が「ヘビ」をペットとして可愛がる
ことはあっても、「ヘビ」は人間に恋す
るのでしょうか?


ところで、この礼真琴さんの「ヘビ」の
動きが見事です。「ヘビ先輩」に弟子入
りしたとか……。(「歌劇」座談会より)


この場面で、完全に取り残されて、後は、
??????でした。


皆さん、理解できたのでしょうか?出来
たとすれば、凄い、と思います。


この辺で、客席降りだったかな?男役の
方が近くまで来てくれたのですが、相変
わらず、誰かは分からず。


まあ、席が後ろの方だったから、双眼鏡
で追い掛けるのが忙しくて、舞台全体を
観ていなかったのも悪かったのかと思い
ますが……。


スミマセン、こんな感想で。