今日は、壽々（じゅじゅ）です。

宙組トップの真風涼帆さんのスポンサー
は、岩谷産業ですが、宙組2番手の芹香
斗亜さんにもスポンサーがついています。

これもご存知の方が多いと思いますが、
阪急交通社です。
阪急交通社で宝塚歌劇の貸切公演のチケ
ットを申し込むと、芹香斗亜さんの写真
の付いたピンク色の封筒でチケットが送
られてきます。

芹香斗亜さんは、2015年5月11日から、
阪急交通社の「トラッピックス」のイメ
ージキャラクターに就任しています。

5月11日とは、何か中途半端ですが、芹
香斗亜さんの前任のイメージキャラクタ
ーが元星組娘役トップスターであった夢
咲ねねさんで、夢咲ねねさんが退団した
のが、2015年5月10日です。

つまり、芹香斗亜さんは、前任者の夢咲
ねねさんの宝塚退団の翌日に、阪急交通
社のイメージキャラクターに就任した、
ということです。

宝塚の生徒さんのほとんどは、東京宝塚
劇場公演の千秋楽の日を以って退団する
ので、どうしても普通の契約（年契約）
と違って、中途半端な日に契約が終了す
ることになります。
したがって、宝塚の生徒さんの場合のス
ポンサー契約は、「年契約」ではなく、
おそらく、宝塚退団の時に契約が終了す
る、という形にしているのではないでし
ょうか。

さて、芹香斗亜さんは、阪急交通社の7人
目のイメージキャラクターになります。

芹香斗亜さんの前は
、
朝吹南(1987〜1994)月組娘役
風花舞(1994〜1999)月組トップ娘役
紺野まひる(1999〜2002)雪組トップ娘役
映見くらら(1997〜2001)月組トップ娘役
白羽ゆり(2001〜2009)星・雪組トップ娘役
夢咲ねね(2009〜2015)星組トップ娘役

というように、ずっと、娘役さんがイメ
ージキャラクターで、芹香斗亜さんが初
めての男役のイメージキャラクターにな
りました。
また、初代の朝吹南さんを除いて、皆、
トップ娘役がイメージキャラクターにな
っています。

さて、阪急交通社と宝塚歌劇団は、同じ
阪急阪神ホールディングス株式会社のメ
ンバーです。
阪急交通社は、宝塚大劇場で2回、東京宝
塚劇場で2回の合わせて4回の貸切公演を
行なっています。
宝塚歌劇団にとっては、重要なパートナ
ーと言えるでしょう。
そのイメージキャラクターが芹香斗亜さ
んです。

真風涼帆さんのスポンサーの岩谷産業は、
宝塚歌劇団にとって新規のスポンサーで
す。
ですから、今後も、スポンサーとして継
続してもらうつもりなら、大切に対応す
るのでしょう。
一方、芹香斗亜さんのスポンサーの阪急
交通社は、そもそも宝塚歌劇団と同じグ
ループのメンバーです。
そのイメージキャラクターである芹香斗
亜さんの扱いは、グループに関わること
です。

さて、真風涼帆さんのスポンサーが岩谷
産業であるから、長期任期だという方が
みえますが、それでは、阪急交通社がス
ポンサーの芹香斗亜さんの場合はどうな
るのでしょうか？