妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

これは事前予習もいらないと思うが……。宙組公演『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』。②(ストーリー紹介編)

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


9月5日の記事で「また、この人が……。
多少は事前予習くらいすればいいのに…
…。」という記事をUPしましたが、昨日、
宙組公演を実際に観たら、事前予習も要
らないのではないかと思いました。


まず、開演するとナレーター(寿つかさ
さん)が「ムゲン」がなんたらかんたら
公演解説に書いてあるようなことを話し
ます。
その後、「SWORD」の各チームが出て
きて歌と踊りで自己紹介(?)をします。
この場面が私にとってはツボでした。
格好いいです。
で、ここでこの「五つ」のチームメンバ
ーがこの物語の中心だという事が分かる
ようになっています。


この中に、「苦邪組」が出てこないとい
うことは、そもそも「六つ」のチームは
あり得ないと分かりそうなものです。


ポスター画像が出た時には、配役は、
「SWORD」の各チームのリーダー役の
5人とカナ役の潤花さんしか出ていませ
んでした。
したがって、この時点で、留依蒔世さん
がポスター画像に載るのは無理でしょう。


ということで、今回は、公演プログラム
からストーリーを紹介します
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生まれ育ったこの街を守るため、今日も
拳を振りかざすー

ムゲンの元メンバー・コブラは、同じく
ムゲンメンバーのヤマトをはじめとした
幼馴染たちと山王連合会を結成し、日々
喧嘩に明け暮れていた。ある日彼らは、
羅千地区で勢力を持つWhite Rascalsが主
催するパーティーの招待状を手に入れる。
「人生を変える何かが待っているかも知
れない!」
敵を知る絶好のチャンスだと
ヤマトたちは盛り上がる。無意味な抗争
を好まないコブラは胸騒ぎを覚えるが、
山王連合会の頭として逃げるわけには行
かず、渋々同行するのだった。


「Party Time!」街外れの豪華な古洋館。
White Rascalsのリーダー・ROCKYの合
図で踊り始める招待客に紛れ、コブラた
ちもドレスコードの白の衣装と仮面を着
け、忍び込んでいる。挨拶に立ったROC
KYは、夜の街で働く女性たちにとっての
楽園、クラブheavenを新たに立ち上げる
ことを発表する。だがその時、White Ra
scalsのメンバーと言い争いながら飛び出
してくる一人の女性が……。「マジかよ
…あいつ」
何やらトラブルを抱えている
様子で走り去っていったその女性に覚え
があったコブラは、彼女を追いかける。


「…お前、カナだろ」コブラが数年ぶり
に再会したその女性は、幼馴染のカナだ
った。見た目は大人になったが、中身は
お互い全く変わっていないことを知り、
昔に戻ったかのように言葉を交わすコブ
ラとカナ。だが、カナはショッキングな
事実をコブラに告げる。「…私ね、もう
じき…死ぬの」
医師から余命半年と宣告
されたカナが手に持っていたのは“死ぬま
でにやりたいことリスト”。人生の終わり
に、生まれ育った街でやり残したことを
叶えたいーカナは、一緒に街を巡って欲
しいとコブラに頼む。守るべきものが増
えると、喧嘩が弱くなる…
コブラはカナ
に危険が及ぶこともあるかもしれないと
一度は断るが、その熱意に根負けする。


「One Day,One Lifetime」一日を一生だ
と思えば、いろんなことが愛おしく感じ
られる……カナの思いに寄り添い、コブ
ラはカナのリストを一つずつ叶えていく。
しかし、カナを連れて逃げたのは山王連
合会のコブラだということがROCKYの
知るところとなる。ROCKYが女性を守
る理由…それは、幼い頃に母と姉が自ら
命を絶ってしまったことにあった。カナ
の様子が亡くなる前の母に似ていると感
じていたROCKYは、コブラとカナの動
向を部下に探らせる。また、さらには山
王街の覇権を狙う謎の組織も出現。事態
は、山王連合会、White Rascals、RUDE
 BOYS、達磨一家、鬼邪高校……群雄割
拠の一帯を巻き込む大抗争へと発展して
いくー。
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で、上のストーリーで「山王街の覇権を
狙う謎の組織」が「苦邪組」で、そのリ
ーダーが留依蒔世さんが演じるリン。
他の五つのチームを潰すことを企みます。


次回は、いよいよ「ツッコミ編」(感想
編)になります。


9月5日の記事を載せておきます(↓)。