今晩は、壽々（じゅじゅ）です。

今日は、映画館で宙組公演『MAKAZE
IZM』のライブ中継を観てきました。
いや、本当に面白かったです。MCでの
潤花さんの暴走ぶりが……。
他の方が「モンスター」と書いている意
味がよーく分かりました。

なお、この記事は、皆様が、劇場で観劇
か、ライブ中継、ライブ配信をご覧にな
っている前提で書きます。
（そうでない方はごめんなさい）
従って、リサイタルの場面の紹介とか歌
われた曲の紹介は、ほとんどありません。

石田昌也氏の演出が良かったと思います。
特に、真風さんの出身地の熊本県民謡
『田原坂』で始まる『ジャポネスク』の
場面は、衣装も含めて華やかでした。

その後の潤花さんの出身地北海道の民謡
『ソーラン節』を娘役さんだけで歌って
踊る場面も良かったと思います。

また、真風さんの過去の出演作品などを
ストーリー仕立てで綴る『海人イレブン
C』の場面が、それぞれの出演者がいろ
んな役で出ていて、面白かったです。

私は、前にも書きましたが、紫藤りゅう
さんのファンで、紫藤りゅうさんが真風
さんと『NEVER SAY GOODBYE』の曲
をデュエットで歌ったのは、ちょっと、
嬉しかったです。

で、MCの話ですが、真風さんへのサプ
ライズとして、潤花さんの指示で、観客
にペンライトで♡マークを作ったという
話は知っていて、今回は、何をするのか、
と思ったら、ペンライトでウェーブでし
たね。

しかも、本当は、「イエーイ！」という
ところで、潤花さんが舞台の下手から上
手に向かって走る予定が、真風さんの前
を通ることに気づいて、立ち止まってし
まったのは、ちょっと、笑えました。

真風さんへのサプライズですから、当然
センターに真風さんが立っている訳で、
それをすっかり失念していたのは、いか
にも潤花さんらしいな、と……。

とにかく、潤花さんの暴走ぶりが抱腹絶
倒でした。

その潤花さんの暴走ぶりに釣られたのか、
桜木みなとさんが真風さん用の水を運ん
できた出演者を「最下級生を紹介します」
と言って「ほうじょうあのん」と言った
のは？そんな名前の人いたっけ？
そしたら「間違えました。ほうじょうの
あんです。」と訂正。「ここカットして
！」と桜木みなとさんが叫んだのですが、
ダメですね。今日は、Blu-rayの収録日で
すので……。

また、開演前に公演プログラムを見て、
場面の中に『風と共に去りぬ』が入って
いて、真風さんの出演作に『風と共に去
りぬ』があったけ？と思っていましたが、
真風さんの話で、どうも、演出の石田昌
也氏が真風さんのレット・バトラーが見
たくて入れたようです。

それも、タカラヅカスペシャルで宙組
が『風と共に去りぬ』をやったらしくて、
ネットで検索したら、出てきました。
2019年のタカラヅカスペシャルです。
真風さんがレット・バトラーで、スカー
レット・オハラが、やっぱり、芹香斗亜
さんでした～。
タカラヅカスペシャルですから、まとも
な『風と共に去りぬ』であるわけがなく、
今回、まともな真風さんのレット・バト
ラーということで、演出家特権で入れた
のでしょう。

なお、私は、月組公演のレット・バトラ
ーが轟悠さん、スカーレット・オハラが
龍真咲さん、スカーレットII が 凪七瑠海
さん、というのを観ているので、それと
比べてしまって……。

それは、ともかくとして、山下達郎の
「希望という名の光」などのじっくり聞
かせる曲も入っていて、本当に、真風さ
んの退団前のリサイタルに相応しい内容
になっていたと思います。