妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

星組全国ツアー公演『パッション・ダムール・アゲイン!』観劇感想。ーショー編

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


今回は、昨日観劇した星組全国ツアー公
演からショーの『パッション・ダムール
・アゲイン!』についてのコメントです。


凪七瑠海さんが最後の挨拶でも言ってい
た通り、お芝居もショーも「これぞ宝塚」
という作品でした。


何か、見ていると半分、瀬央ゆりあショ
ーという感じでしたね。
お芝居の方はともかく、ショーの方は、
今回の公演の星組のトップになる瀬央ゆ
りあさんを前面に出したのでしょう。
星組公演ですからね。やはり、星組生が
中心でないと。


ただ、要所は、さすがに、凪七瑠海さん
がセンターで、歌って踊ります。
小顔で細身ですから、踊ると格好いいで
すよね。歌も圧巻という訳ではないです
が、さすがに専科の顔、上手さで魅了し
てくれます。


最初の場面は、「プロローグ」で最初に
凪七瑠海さんの歌と踊りで始まります。
衣装は全身真紅に黒のポイント。
舞空瞳さんだけが、確か、黒の衣装。
「赤と黒」ですか?
主題曲に合わせて、全員での情熱的な総
踊りとなります。
このショーの衣装が、ド派手でとっても
いいですね。
衣装は、加藤真美さんです。


「プロローグ」が終わると、瀬央ゆりあ
さん、極美慎さん、天飛華音さんの3人
で「夢・アモール」。


第2章は、「アディオス・バンバミーア」
で、アルゼンチンの大草原にガウチョが
登場。
ガウチョの男Sは、凪七瑠海さん。ガウチ
ョの女Aは水乃ゆりさん。
タンゴのリズムで激しく踊ります。
男役さん達が手に持った鞭を振るう場面
もリフトの場面も。
最後は、ガウチョの男Sが「アディオス・
バンバミーア」を歌いながら大草原を去
っていきます。


第3章は、「愛の誘惑」。
どうやら、エデンの園らしく、緑色のギ
ンギラ衣装に赤い手袋のパラダイスの歌
手が下手にいて、手に持っているのは、
青い林檎。
その林檎を手にして歌った後、林檎を舞
台中央に投げる(ふり)。
舞台中央で受け取ったのは、瀬央ゆりあ
さんのアダム。何と、その林檎を投げ捨
て、男役さん達と踊り始める場面がちょ
っと格好いい。
ここで、客席から手拍子、なんですね。


そこへ、電話のベル。「ハロー、ダーリ
ン」と電話ボックス(?)からアダムに
電話するのは、これまた、派手なキラキ
ラドレスに身を包んだ舞空瞳さんのイブ。
音咲いつきさんの歌で、瀬央ゆりあさん
と娘役さん達が踊ります。


場面が変わって、歌う男・極美慎が歌い、
踊る女・天飛華音さんと踊ります。
ちょと、妖しい場面です。


そして、舞空瞳さんと天飛華音さんで、
間奏曲「ロマンス!!」。
元星組トップの北翔海莉さんの退団公演
ですよね。


第4章は「ノスタルジア」。
「1860年のシチリアー。」とアナウンス
が流れます。
社交界の華マチルド(舞空瞳さん)が白
のドレス姿で登場し、一人歌う歌はオペ
ラ『ジャンニ・スキッキトゥーランドッ
』の曲(だと思います)。
えっ!!双眼鏡で何度も見直しましたが、
確かに舞空瞳さんが歌っています。
上手いです。すごく綺麗なソプラノで歌
っていました。


そこへパトロンのセバスチャン(瀬央ゆ
りあさん)が現れます。
宮廷の舞踏会の場面になります。白い軍
服姿の士官と令嬢たちが踊る中で、マチ
ルドとセバスチャンも踊っています。
そこへ、登場したのが青の将軍姿のヴィ
ットリオ(凪七瑠海さん)。
ヴィットリオとマチルドは次第に惹かれ
合い、一人残されたセバスチャンは、
い手袋を投げつけ銃を取り……。暗転。
どうなった?
最後に、上着を肩に掛けたヴィットリオ
の姿が現れ、再び暗転。
どうも、『シトラスの風』の一場面を再
現したようです。


第5章は、「ロケット」。


第6章は、「愛の歌(ボレロ)」。
黒燕尾のフィナーレの紳士(凪七瑠海さ
ん)が宝塚の名曲「愛の歌」を歌い、黒
燕尾の男役さん達とのダンス、黒と白の
ドレスの娘役も加わり、ボレロのリズム
で踊ります。


最後は、瀬央ゆりあさんが白燕尾で登場
し、「All By Myself」を歌い、4人の男役
さんとのダンス。


で、パレード↓になります。




次は、お芝居の方のコメントを書きます。