妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

花組トップ柚香光さん、やっぱり、本公演7作で退団か?①

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


さて、花組の来年(2024年)の2月~5月
公演の演目が決まりました。


小池修一郎氏の新作『アルカンシェル』
~パリに架かる虹~です。


こんな内容です。
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「パリは燃えているか?」 撤退を決めた
ドイツのフランス占領軍に、ヒットラー
は首都爆破命令を下す。ナチス・ドイツ
の侵攻に抵抗を続けていた人々は、その
時如何にしてパリの街を護ったのか。フ
ランスが生んだレビューの灯を消すまい
と立ち上がった一人のダンサーを主人公
に、パリ解放に至る過程をドラマティッ
クに描き上げる物語。宝塚歌劇ならでは
の絢爛豪華なレビューシーンを交えてお
届けする、大作ミュージカル・レビュー
の誕生にご期待ください。
ナチス・ドイツ占領下のパリ。レビュー
劇場「アルカンシェル」では、ドイツ軍
の進駐目前にユダヤ系の人々が亡命、残
された人気ダンサーのマルセルが、劇場
を託される。看板歌手のカトリーヌと意
見を対立させながらも、一座の命運をか
けてドイツ軍検閲官と渡り合い、レビュ
ーの灯を護ろうとするマルセルは、密か
にパリの街を取り戻すためのレジスタン
ス運動に加わっていく。ある時ドイツ軍
将校の執拗な求愛を退けたことで、追わ
れる身となったカトリーヌを匿うことと
なるマルセル。やがて二人は惹かれ合い、
共に愛する祖国のために戦うことを決意
する。ドイツ軍の敗色が濃厚になる中、
パリを爆破する準備が進められていると
の情報を得たマルセル達は、何とかして
街を護ろうと立ち上がるのだが…。
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何となく、『NEVER SAY GOODBYE』
みたいに、主人公死にそうな気配ですね。


さて、この作品がなぜ、柚香光さんの退
団作品になる可能性があると考えられる
のか、その理由を挙げてみます。


まず、トップの退団作は、そのトップに
何らかの縁があった演出家が演出を担当
するケースが多いようです。


元宙組トップの真風涼帆さんは、初舞台
が小池修一郎氏の『NEVER SAY GOOD
BYE』で、宙組トップ就任後も『NEVER
SAY GOODBYE』を上演しています。


また、元月組トップの珠城りょうさんは、
上田久美子氏演出の『桜嵐記』で退団し
ましたが、珠城りょうさんは、上田久美
子氏演出家デビュー作の『月雲の皇子 -
衣通姫伝説より-』でバウ初主演です。


さらに、元雪組トップスターの望海風斗
さんは、やはり上田久美子氏演出の『f f f
-フォルティッシッシモ-』で退団しま
したが、望海風斗さんは、上田久美子氏
の大劇場デビュー作『星逢一夜』に源太
役で出演しています。


すべてのトップに当てはまる訳ではない
とは思いますが、ある程度は、当てはま
る(もしかしたら、トップが退団公演の
演出家を指名できる?)のだろうと思い
ます。


であれば、柚香光さんの場合は誰か?


本来であれば、『はいからさんが通る』
の小柳奈穂子氏だろうと思います。


ところが、『うたかたの恋』『鴛鴦歌合
戦』と今年になって、小柳奈穂子氏演出
作が2作続いてしまいました。


さすがに、次の作品も小柳氏はなかった
のだろうと思います。


それでは、誰か?それが小池修一郎氏だ
ったのだろうと思います。


小池修一郎と言えば、『エリザベート』。
明日海りおさん主演の花組公演『エリザ
ベート』で、柚香光さんは、ルドルフ役。
そして、新人公演では、トート役でした。


しかも、『ポーの一族』では、アラン役。


以上のように、実は、柚香光さんと小池
修一郎氏は深い縁があるのです。


その小池修一郎氏が柚香光さんのために、
新作を演出する?となれば、退団作であ
る可能性があると考えられます。(真風
涼帆さんの『カジノ・ロワイヤル』と同
じパターンです。)


当然、柚香光さんへの当て書きになりま
す。


これが第一の理由。


次は、やはり、VISAガールである花組2
番手の永久輝せあさんの存在でしょう。


過去のVISAガールは、全部で4人。
元花組トップの愛華みれさん
元花組トップの春野寿美礼さん
元雪組トップの音月桂さん
そして、元花組トップの明日海りおさん
です。


愛華みれさんは、研14でトップ就任。
音月桂さんは、研13でトップ就任。
春野寿美礼さんと明日海りおさんは、研
12でトップ就任です。


そして、永久輝せあさんは、今年、研13。
タイミングとしては、ギリギリです。


永久輝せあさんは、『冬霞の巴里』で東
上公演主演。そして、今年11月~12月の
『激情』-ホセとカルメン-『GRAND 
MIRAGE!』では、全国ツアー公演主演で、
トップになる条件が整います。


そして、三つ目は、今年11月~12月にか
けて、昭和女子大学人見記念講堂と神戸
国際会館こくさいホールで開催される柚
香光さんのスペシャルコンサート『Be 
Shining!!』-華麗なる時-。


こんな内容です。
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卓越したダンスと美しくも妖しい色気で
魅了する花組トップスター柚香光の多彩
な魅力をふんだんに詰め込んだ、宝石箱
のようなコンサート形式のショー作品。
舞台の妖精フィーに扮した柚香が、これ
までの歩みを振り返ると共に、まだ見ぬ
新たなる魅惑の世界へご案内致します。
柚香が歩む“華麗なる時”を綴る、煌めき
のステージ。
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何か、内容とタイトルが退団前のコンサ
ートっぽいです。


以上の、3つの理由から、柚香光さんが
本公演7作退団という話だと思うのですが、
本当にそうでしょうか?


私は、そうは思いません。


ということで、②(柚香光さん7作退団
説に対する反論)に続きます。