妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

理事長記者会見についてー何か変だ。

今日は、壽々(じゅじゅ)です。


今回の劇団員の死亡に関する記者会見が
一昨日、行われたようですが、どうも、
記者会見は、二つあったようです。


一つは、一昨日の午前中の会見で大阪芸
能記者会に対して、木場理事長が行った
もの。
もう一つは、午後の記者会見でほかの報
道機関に対して、劇団企画室長の渡辺氏
が行ったもの。


で、前者の記事しかインターネットには
出てないので、これをベースにします。


ただ、この木場理事長の方の会見の内容
の記事がメディアによってバラバラで、
全容がよく分からないのですが、各メデ
ィアの記事を寄せ集めてみると、おかし
なことに気付きます。


まず、この記者会見の一昨日の時点で、
兵庫県警は、劇団員の死について、「自
殺の可能性もある」としか、公表ていま
せん。
つまり、兵庫県警は劇団員の死因につい
て、「自殺」だという見解を未だ公表し
ていなかったことになります。


「自殺」だと断定しているのは、週刊文
春と週刊新潮くらいで、私が読んだ限り
では、「自殺」と書いているメディアは
ありません。
「転落死」と書いてあるくらいです。


ところが、木場理事長の会見では、自殺
前提で話をしているように受け取れるの
は、奇妙な話です。


次に、木場理事長の会見では、調査チー
ムを立ち上げて、22日までに終了すると
のことですが、宙組公演を休演にしたの
は、宙組生の心のケアに配慮しての休演
だったはず。


調査チームの聞き取り調査は、むしろ、
宙組生の心のケアに反しないでしょうか。


第三に、「遺族の意向で芸名は公表しな
い方針」だそうですが、では、一体、亡
くなった方は、どういう扱いになるので
しょうか?


本来なら、死亡したその日を以って退団
扱いになるのだろうと思います。
であれば、劇団としては、その旨をいず
れ公表せざるを得ないでしょう。


今は、宙組公演が休演になっているから、
公表しないで済んでいますが、公演再開
の時にはどうするつもりなのでしょうか?


まさか、長期休演扱いという訳にもいか
ないでしょうし、それはそれで、名前が
分かってしまいます。


どちらにしても、週刊文春には、芸名が
載っていますし、週刊新潮には、妹と一
緒に芸名と顔写真まで載っています。


今更、「遺族の意向」もないような気も
するのですが……。