妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

宙組紫藤りゅうさんの今後の活躍に期待したいと思うこと。

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


今回は、宙組の紫藤りゅうさんについて取り上げてみたいと
思います。
なぜなら、私が紫藤りゅうさんのファンだから。


私が紫藤りゅうさんを認識したのは、星組中日劇場公演『うた
かたの恋』『Bouquet de TAKARAZUKA』。
私の妻が、元宝塚星組トップの紅ゆずるさんのファンで、一緒
に初めて「出待ち」なるものをした時。
紅ゆずるさんや綺咲愛里さん、凪七瑠海さん、 七海ひろきさん
らがファン対応をしている中で、紫藤りゅうさんも人数はわずか
ながらもファン対応をしていました。
ファンの人数が少ないので、すぐ終わり、他の人たちとは別の出
入り口からホテルに帰っていく紫藤りゅうさん。会の人と思われ
る人と二人で寂しげに、ではなくニコニコしながら帰っていきま
した。
その時の印象が目に焼き付いて(舞台で何の役をやっていたかは、
全然記憶なし)、その後、スカイ・ステージにいろいろと出演さ
れるのを見て、すっかりファンになってしまいました。


紫藤りゅうさんの魅力は、やはりビジュアルですかね。あとはいつ
もニコニコしていて、気立ての良さそうなところかな。ちょっとほ
んわかとしている雰囲気も好きです。


紫藤りゅうさんの経歴は、以下のとおり。


2008年、宝塚音楽学校入学。
2010年、宝塚歌劇団に96期生として入団。入団時の成績は16番。
月組公演「THE SCARLET PIMPERNEL」で初舞台。その後、星組に
配属。
2011年、阪急阪神の初詣ポスターモデルに起用される。
2016年の「こうもり」で新人公演初主演。新人公演最終学年となる
入団7年目での抜擢となった。
2018年の「New Wave!-星-」で、瀬央ゆりあとバウホール公演ダブル
主演。
2019年12月23日付で宙組へと組替え。


うーん、ちょっと微妙な経歴ですね。
少し路線からは外れているような……。


宙組への組替えには驚きましたが(宙組には同期の和希そらさんが
います)、高身長の人が多い宙組。それで選ばれたのかな?とも思
いました(紫藤りゅうさんは174㎝)。


宙組に組替えになって初めての役は、『FLYING SAPA』のスポーク
スパーソン101。とにかく早口で、セリフの多い役。
紫藤りゅうさんもやっと日の目を見るのかなと思ったら、次の『アナ
スタシア』では、1人3役でほぼセリフなし。ちょっと、がっかりしま
した。


しかし、『シャーロック・ホームズ』 では芹香斗亜さんの演じるモリ
アーティ教授の兄のモリアーティ大佐役。結構、セリフもありました。


次の『NEVER SAY GOODBYE』では、マックス・ヴァン・ディック
という役。よく分かりませんが、2006年の和央ようかさんの退団公演
では、現宙組組長の寿つかささんがやっていた役。
ちょっと、期待が高まります。


同期の和希そらさんが雪組に組替えになって、蓋になっていた人がいな
くなった紫藤りゅうさんですが、98期の瑠風輝さんから激しい追い上げ、
というよりすでに抜かれているような状態。


ただ、高身長とノーブルな顔立ちは、ダンスの場面でやはり華があります。
2番手、3番手を目指して頑張る、というタイプではないと思いますが、
まだまだ、今後も活躍していって欲しいと願っています。