納得がいかない。礼真琴さんの文化庁芸術祭賞の受賞作品
こんにちは、壽々(じゅじゅ)です。
昨日、宝塚のHPに星組の礼真琴さんが、令和3年度文化庁芸術祭賞
演劇部門 新人賞を受賞したという記事が載っていました。
「新人賞」には?ですが、礼真琴さんがこのような賞を受賞された
こと自体は本当に喜ばしいことです。
問題は、その作品です。
あの『柳生忍法帖』での受賞です。
宝塚大劇場でのチケットの売れ行きが悪かった、千秋楽ライブ中継の
映画館の観客数の少なかった、あの『柳生忍法帖』です。
もちろん、作品が受賞したわけではなく、受賞対象は「宝塚歌劇 星組
公演『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム!』における(礼真琴さん
の)演技」です。
確かに、『柳生忍法帖』で柳生十兵衛を演じた礼真琴さんの演技は、
素晴らしかったと思います。
それでも、『柳生忍法帖』で、というところがどうしても納得がいきま
せん。
これで、宝塚の演出家の方々や劇団があの作品のレベルで受賞できる
と勘違いしないか、心配です。
礼真琴さんには、他の作品で受賞して欲しかった、と思っています。