妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

<速報>「姉の命を軽視し問題を曖昧化している」妹がコメント③

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


本日の遺族側代理人の記者会見で、妹の
雪組生がコメントしています。
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【速報】「姉の命を軽視し問題を曖昧化
している」現在も所属する死亡女性の妹
が宝塚歌劇団の姿勢を批判


■代読された妹のコメント(全文)


 訴え 妹(宝塚歌劇団現役団員)


 私は遺族として、大切な姉の為、今、
宝塚歌劇団に在団している者として想い
を述べます。いくら指導という言葉に置
き換えようとしても、置き換えられない
行為。それがパワハラです。劇団員は宝
塚歌劇団が作成した『パワーハラスメン
トは一切行わない』という誓約書にサイ
ンしています。それにもかかわらず、宝
塚歌劇団は、日常的にパワハラをしてい
る人が当たり前にいる世界です。その世
界に今まで在籍してきた私から見ても、
姉が受けたパワハラの内容は、そんなレ
ベルとは比べものにならない、悪質で強
烈に酷い行為です。厚生労働省のパワハ
ラの定義を見れば、姉が受けた行為は、
パワハラ以外の何ものでもありません。
宝塚は治外法権の場所ではありません。
宝塚だから許される事など一つもないの
です。


 劇団は今に至ってもなお、パワハラを
行った者の言い分のみを聞き、第三者の
証言を無視しているのは納得がいきませ
ん。劇団は、生徒を守ることを大義名分
のようにして、パワハラを行った者を擁
護していますが、それならば、目撃した
パワハラを証言してくれた方々も、姉も
同じ生徒ではないのですか。そもそも
『生徒』という言葉であいまいにしてい
ますが、パワハラを行った者は、れっき
とした社会人であり、宝塚歌劇団は一つ
の企業です。企業として、公平な立場で
事実に向き合うべきです。


 スケジュール改革や、各種改善策に取
り組んでいるような発表をしていますが、
姉の死を軽視し、問題を曖昧化している
としか思えません。これ以上、姉と、私
たち遺族を苦しめないでください。姉は
体調を崩している訳でも、入院している
訳でもありません。二度と帰ってきませ
ん。姉の命の重さを何だと思っているの
でしょうか。劇団は、「誠意を持って」
「真摯に」という言葉を繰り返して、世
間にアピールしていますが、実際には、
現在も遺族に誠意を持って対応している
とは思えません。これ以上、無駄に時間
を引きのばさないで下さい。大切な姉の
命に向き合って下さい。
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これを読んでも、パワハラ加害者を擁護
できますか?


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