妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

『不適切にもほどがある!』が面白い!!のに、若者や女性には人気がない??(シニア雑記)

今日は、壽々(じゅじゅ)です。


TBS系連続ドラマ『不適切にもほどがあ
る!』が話題になっているので、第5話
から途中参戦しました。


なるほど、「昭和あるある」を描いて
いて、面白いです。


ところが、このドラマ、若者と女性から
は「冷めた反応」だそうです。


女性自身が行なった【途中で見るのをや
めた冬ドラマランキング】では、1位と
なってしまったのは『おっさんずラブー
リターンズー』。


そして、続く第2位は『さよならマエス
トロ~父と私のアパッシオナート~』。


同率第3位に選ばれてしまったのは、
『不適切にもほどがある!』、『相棒se
ason22』、『リビングの松永さん』の3
作品だそうです。


いろいろな見解が出ていますが、私は、
若者と女性では、その理由が異なると
思います。


先ほどのアンケートでは、「多様性が重
視される令和に、昭和のオジサンを深堀
りした今作。《昭和生まれではないため、
話に入り込めなかった》(10代/学生)
《ストーリーが過激すぎた》(10代/学生
)と、時代のギャップについていけなく
なってしまった10代の視聴者が目立った。」
とされています。


「昭和あるある」のドラマですので、昭
和の時代を知らない平成生まれの若者に
は、「話に付いていけない」でしょうし、
描写が「過激すぎる」のでしょう。


一方の女性は、昭和の「不適切」をこれ
でもか、と詰め込んだ主人公の言動に、
不快感を覚えるのだと思います。


ただ、「昭和」だけが不適切だった訳で
はありません。


その前の時代は、もっと「不適切」だっ
たと思います。


それが、多くの人々の努力もあって、
「平成」「令和」と時代が進むにつれて
改善されてきたのだと思います。


ただ、すべてが良くなった訳ではなく、
「不適切」はいまだに根強く残っていま
す。


「令和」の時代になって、新しく生まれ
た「不適切」もあります。


このドラマは、そんなことを改めて考え
させられる作品だと思います。


それにしても、1週間にドラマ3本は、ち
ょっとキツイ。