今晩は、壽々（じゅじゅ）です。

今日は、星組東京宝塚劇場公演のライブ
中継を観に、映画館へ行ってきました。

今日は、席が前の方で分からないのです
が、若干空席があるような感じでした。

本来であれば、昨日観劇した雪組公演
『ODYSSEY』の記事を書くところです
が、時間がかかりそうですので（遅筆で
すので）、こちらの記事を先に書くこと
にしました。

宝塚大劇場公演は、日程の半分ほどが新
型コロナの感染者が公演関係者に出たこ
とで、休演になった星組公演ですが、東
京公演の方は無事完走です。
礼真琴さんも本当に喜んでいました。

お芝居の方もショーの方も前の記事でほ
ぼ書きつくしたのですが、若干、コメン
トします。

まず、お芝居の『めぐり会いは再び next
 generation』の方。
映画館で二人組のおばちゃんが「ごちゃ
ごちゃして何かよく分らんかったわ」と
話していました。
まったく同感です。
そういう方が多かったのではないかと思
います。
それから、大怪盗ダアトに一角獣の聖杯
を盗まれて、ルーチェが言うセリフ。
「どうやら次の仕事は聖杯探しみたいだ
な。」
いかにも続編がありそうです。

続編を作ってもいいですが、今回のよう
なごちゃごちゃ感はなくして欲しい、と
思います。

そう言えば、今回初めて気が付いたので
すが、座長（美稀千種さん）のセリフで
以前の劇作家を「コスモ王国の領主」に
なった、と言っていましたが、以前の劇
作家エルモクラート役は、真風涼帆さ
ん。
なるほど、真風さん、コスモ王国（宙組）
の領主（トップ）になっています。
もう、やることが細かいですよね。

次は、ショーの『Gran Cantante!!』方。
礼真琴さんの伸びやかな歌声とキレのあ
るダンスが観れて、こちらは素晴らしい
です。
専科から美穂圭子が加わって、さらにレ
ベルを上げています。
舞空瞳さんとのデュエットダンスも、と
っても良かったです。
ただ、やっぱり、瀬央ゆりあさんの「NI
NJIN娘」は違和感があります。

前の記事で書いたように、
セビーリャの春祭り
↓
馬
↓
人参
↓
田原俊彦の「NINJIN娘」

だとは思うのですが、藤井大介先生の趣
味で入れたとしか思えません。
そもそも、雄馬と人参（娘）は愛し合え
るのでしょうか？

この場面を除けば、スペイン各地の祭り
をテーマにしたスパニッシュな歌と踊り
で綴ったこのショーは、私はとても良か
ったと思います。

で、このショーを全国ツアーでやるんで
すよね。
組替えしてきた暁千星さんがこの全国ツ
アーから参加です。
一応、今回、退団される天寿光希さんと
バウホール公演主演の極美慎さんのソロ
パートの場面は空くのですが、それだけ
では、少ないような気がします。

全国ツアーは、チケットが取れなかった
ので、多分、観れない（配信も予定が合
わない）と思うのですが、このあたりが
どうなるのかがちょっと気になります。

で、終演後は、組長の美稀千種さんが出
てきて、今後の星組の公演スケジュール
を紹介した後、退団者のコメントを読み
上げる前に、この公演で雪組に組替えに
なる咲城けいさんを紹介していました。

その後は、この公演で退団となる退団者
が大階段を降りてご挨拶。
退団者は、次の3名です。

　　　　　　　　　　同期のお花渡し

天寿光希（91期）　　大輝真琴

音波みのり（91期）　大輝真琴

華雪りら（98期）　　多分、有沙瞳

天寿光希さん退団で、紅５は全員退団で
すね。

その後、いつも通り、TAKARAZUKA FO
REVERを全員で合唱して、一旦幕。

その後、これもいつも通り、礼真琴さん
と退団者3人が舞台に残って、一人ずつ
挨拶。天寿光希さんが、叫びます、と言
って叫んでいました。
礼真琴さんが、これもまた、いつも通り
退団者のエピソードを紹介していました
が、天寿光希さんのところで、感極まっ
て言葉が出ず（涙も流していました）、
後で楽屋で、ということになりました。

最後は、お約束の「星組パッション」で
締め。

その後も、拍手が鳴りやまないので、礼
真琴さんが一人で舞台袖から出てきてご
挨拶。苦しい時に皆さんからパワーをも
らって頑張ることができました、みたい
なことを言った後、東京宝塚劇場はこの
公演が今年最後になるので、「皆さん、
よいお年を」と言っていました。