私が選んだ2022年の宝塚作品ベスト5!!
今日は、壽々(じゅじゅ)です。
この記事を書くつもりで、いろいろあっ
たので、遅れてしまいました。
私が独断と偏見で選んだ2022年の宝塚作
品のベスト5です。
完全に私の主観で選んでいますので、反
対意見もあるかと思いますが、一人一人
のベスト5があっていいと思います。
なお、お芝居だけで、ショー、リサイタ
ルは入っていません。ちょっと、その作
品全体としての評価が難しいので。
まず、昨年、私が観た作品を紹介します。
なお、ライブ中継も入っています。
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星組 『王家に捧ぐ歌』
月組 『今夜、ロマンス劇場で』
花組 『TOP HAT』
花組 『冬霞の巴里』
宙組 『NEVER SAY GOODBYE』
星組 『ブエノスアイレスの風』
雪組 『夢介千両みやげ』
星組 『めぐり会いは再び next genera
tion』
花組 『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、
魂の彷徨〜』
星組 『ベアタ・ベアトリクス』
星組 『モンテ・クリスト伯』
月組 『グレート・ギャツビー』
花組 『フィレンツェに燃える』
花組 『殉情(じゅんじょう)』
宙組 『HiGH&LOW -THE PREQUE
L-』
月組 『ブラック・ジャック 危険な賭
け』
月組 『ELPIDIO(エルピディイオ)』
雪組 『蒼穹の昴』
星組 『ディミトリ~曙光に散る、紫の
花~』
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19作品になります。
これに、外部の作品も入れると倍以上に
なります。
我ながら、よく観劇に行ったなと……。
さて、この中から、私のベスト5作品で
す。
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第1位
雪組 『蒼穹の昴』
壮大なスケールの歴史ミュージカルです。
舞台セット、音楽、ストーリー、出演者
の演技(特に京劇の場面)、どれをとっ
ても一級の作品です。
ラストシーンも感動的でした。
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第2位
月組 『今夜、ロマンス劇場で』
主人公が格好いい訳でもなく、ヒロイン
の美雪は我儘で、それでも魅せられてい
くストーリーが見事な作品です。
この作品もラストシーンが感動的で素晴
らしかったと思います。
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第3位
花組 『冬霞の巴里』
古代ギリシアの作家アイスキュロスの悲
劇作品三部作「オレステイア」をモチー
フにした復讐劇。
作品全体のダークで重苦しい雰囲気。次
第に明かされていく父親の真の姿。
テロリストを登場させることで、階級社
会の理不尽さをも見事に描いてみせまし
た。
文句なしの佳作です。
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第4位 『ELPIDIO』
気楽に楽しめる娯楽作品ということで、
この作品を選ばせてもらいました。
侯爵夫人とのやり取りは、捧腹絶倒です。
鳳月杏さんの演技も見事でした。
副題にもあるように、「希望」を描いた
作品でもあり、今の先の見えない重苦し
い世の中で「明るさ」を提供した作品と
いうことで、一票です。
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第5位 『ベアタ・ベアトリクス』
この辺から、悩ましい所ですが、星組公
演の中からこの作品を選ばせていただき
ました。
公演解説にあるように「画家であり詩人
でもあるロセッティの人間味溢れる波乱
の人生に迫り、彼の代表作「ベアタ・ベ
アトリクス」が生み出されるまでの愛憎
渦巻く人間模様を描きあげた挑戦的なミ
ュージカル作品。」です。
演出家・熊倉飛鳥の宝塚バウホールデビ
ュー作ということで、今後の活躍への期
待を込めての選出です。
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次点 『NEVER SAY GOODBYE』
宙組からも一作品をと思って、本来なら
『カルト・ワイン』を選んでいたのだと
思いますが、残念ながら、新型コロナで
公演中止になって、ライブ配信も観れな
かったことから、次点として、この作品
を選ばせていただきました。
フランク・ワイルドホーン氏の音楽の素
晴らしさとそれを見事に歌ったコーラス
の宙組の本領発揮という作品でした。
小池修一郎氏のオリジナル作品としては、
よく出来ているということで、選ばせて
いただきました。
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逆に、ちょっと残念だった作品は、
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『夢介千両みやげ』
これは、原作がいかにも今の時代に合わ
ないというか、古臭さを感じました。
主演の彩風咲奈さんも2番手の朝美絢さ
んも、ちょっと、残念なキャラというか
……。
雪組の人気を一気に引き下げた作品とい
う感じがしました。
それでも、割と好意的な感想があったこ
とは救いですが……。
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『めぐり会いは再び next generation』
小柳奈穂子氏も小池修一郎氏と同じで、
オリジナル作品は苦手なんですかね。
前2作の続編という形で、前2作を知ら
ないと分かりづらいというか……。
だから、前2作のDVDを発売したという
ことで、私も買ってしまいました~。
しかも、王女の花婿選びの場面もゴチャ
ゴチャしている感じがして、ちょっと、
残念な作品になってしまいました。
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『グレート・ギャツビー』
これは、反論する方が多いでしょう。
確かに、曲も素晴らしいし、月城かなと
さんを始めとする月組の皆さんの演技も
さすが、芝居の月組を感じさせるもので
した。
ただ、原作を読んでいなければ、の話で
す。
20世紀アメリカ文学の最高峰と言われる
原作のストーリーをここまで変えてしま
ったのは、残念としか言いようがありま
せん。
演出の小池修一郎氏の意図は分からない
でもないですが、それでも、という気は
します。
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以上で、私が選んだ2022年の宝塚作品
ベスト5と、ついでに、残念作品も紹介
しました。
最初に書いたように、それぞれの方の
ベスト作品があると思います。
それは、真風ファンなら『HiGH&LOW
-THE PREQUEL-』かもしれません
し、ひょっとしたら『夢介千両みやげ』
かもしれません。
逆に、皆が同じ、という方が怖いです。
さて、今年はどんな作品に巡り合えるで
しょうか?
新型コロナによる休演が相変わらず続い
ていますが、皆様が少しでも多くのいい
作品に巡り合えますように。