壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

来た~!!真矢ミキさんの「ダンディズム!」!!『Greatest Moment』花組Bヴァージョン

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。



昨日は、『Greatest Moment』花組Bヴァージョンを観に、
東京国際フォーラムホールCへ行ってきました。



開演時間が17時の回(いわゆるソワレ)。
12時の回(マチネ)は、大阪公演がぎりぎりで東京は無理。
コンサートだから公演時間は2時間半くらいと思ってチケット
を申し込んだのですが、公演時間3時間以上と知って、ヤバい、
帰りの電車がない。
そりゃ、あれだけの出演者が出るのだから、3時間はかかるわ。



でも、せっかく端っこだけど前の方の席が当選したのに行かな
いのは、もったいない。



で、規制退場をダッシュで振り切ればなんとかなりそうだと思い、
行くことに。



東京駅に着いた時には、空も曇っていて、なんだか薄暗い。
もう帰りましょうという感じ。



しかし結果は……、行って良かった~!!



幕があがったらテンションが一気にアップ!!



今回は、初めて真矢ミキさんが出演する回。



第1幕の序盤でタキシード姿で出てきたと思ったら、なんと
「キャリオカ」!!
You Tubeでは、見たことがありますが、なんとご本人の生の歌。
感激しました!!!



で、中は抜いて第1幕のラスト。



 すみません。第1幕は今までのブログで多少書いているので省略
 します。でも掛け声は?とか花組チンピラ説とかトークが今回は
 面白かった。(真矢ミキさんの掛け声は「ァライ」、真琴つばさ
 さんは掛け声なし)(瀬奈じゅんさん、歴代のトップのチンピラ
 をあげて、春野寿美礼さんだけは別って。自分についてもチンピラ
 の血が流れてる、とか客席爆笑)



前回の花組Aヴァージョンでは、第1幕のラストに全員で「心の翼」
合唱でしたが、「心の翼」は瀬戸かずやさんがソロで歌いました。



では、今回の第1幕のラストは?



何と、真矢ミキさんの「PARADISO」!!
真矢ミキさんの「PARADISO」最高~!!!
これこそまさにダンディズム!宝塚男役の美学です。



真矢ミキさんの「キャリオカ」と「PARADISO」。これだけでも
今回、観劇した価値があります。



第2幕は、これは毎回同じ越路吹雪さんの曲のメドレーでスタート。
最初は、凪七瑠海さんと紫門ゆりあさんのデュエットによる「コメデ
ィアン」。
そして、CONGAの後は、瀬奈じゅんさんと瀬戸かずやさんで花組
ポーズ。
中詰めでは、凪七瑠海さんとバックダンサーによるダンスが圧巻。
さすが、凪七瑠海さん、まだ現役。
しかも途中でバックダンサーの皆さんによるラインダンスのサービス。



ところで、今回の席は15列目の一番右端から2つ目の席。
席としてはまあまあいいほうだと思うし、舞台は左前の人の頭で
左の方が少し見えない程度。
しかし、このラインダンスを含め、ここは手拍子だろうと思うところで
全然手拍子なし。
ほかのミュージカルでは時々経験すること(特に東京の劇場で)ですが、
今日これを観に来ているのは宝塚ファンのはず。
宝塚の劇場では起こりえない不思議な現象が起きていました。
センターの方を見るとセンターの席に座っている人達はちゃんと手拍子を
していました。
一体何なんでしょうね?
右隣の人が一生懸命手拍子をしてくれていたので、私も合わせて手拍子を
していましたが……。
ただし、時々疲れて休憩。でも周りがしていないからあまり気にならない。



もう一つ、後ろの席の夫婦と子供(もう大きいです)の3人連れの父親が
開演前からおしゃべりしてうるさいと思っていたら、なんと開演中にも
おしゃべり。さすがにこれはマナー違反。ちょっと、頭に来ました。



まあ、私事の愚痴はこの辺にして、



第2幕で今回の公演で、私が好きになった曲は、彩吹真央さんが歌った
「The Rose」と剣幸さんが歌った「Before the parrade passes by」。
「The Rose」は心に染み入る曲。「Before the parrade passes by」は
なんだか少し元気をもらえる曲。どちらもいい曲です。



ラストは、亡くなった大浦みずきさんを偲んで、高汐巴さんが「チェ・
タンゴ・チェ」を、安寿ミラさんと愛華みれさんで「ブエノスアイレス
のマリア」を大浦みずきさんに縁のアストロリコ四重奏の演奏で。
私は、生前の大浦みずきさんを知りませんが、凄い人だったんですね。



フィナーレは、宝塚定番の「宝塚我が心の故郷」、「すみれの花咲く頃」
がデュエットで歌われ、最後に「フォーエバー・タカラヅカ」を出演者
全員で歌って幕が下りました。



カーテンコールは、高汐巴さんが左上を指さして、明日(千秋楽のALL
ヴァージョン)は、あの方たち(初風諄さん、榛名由梨さん、安奈淳
さん)が出るので、私の座長は今日が最後とほぼひとりでトークショー。



3人(真琴つばささん、瀬奈じゅんさん、霧矢大夢さん)花組と月組の
両方の経験者がいる、と言った後、霧矢さんをニューハーフと言って
みたり、私なんか氷河期の化石、なんとかザウルスと言ってみたり、
とにかく客席が爆笑の嵐でした。



私は、話が長引くにつれ、帰りの新幹線の時間が気になって、でも、
高汐巴さんの話は聞きたいし、のジレンマ。



やっと、カーテンが下りたので、規制退場を待たず、ダッシュで有楽
町駅へ。予定の新幹線に間に合いました。



大阪公演が2回、東京公演が2回。ALLヴァージョンは観れませんでしたが、
月組と花組の両方のヴァージョンが生の舞台で観れました。
花組・月組100周年という年に、それを記念する公演を観劇できたという
僥倖に感謝したいと思います。