妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

「ナースを常駐」と「相談体制」とでは、かなり違うと思うが?ー木場理事長の説明の矛盾

今日は、壽々(じゅじゅ)です。


10月7日の記者会見では、木場理事長は
こう説明しています。
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「そのためには、皆さんの心と体のケア
が大事。これまで以上にしっかりと取り
組ませていただこうと思っております。
ここ数年、ナースを常駐してもらうよう
になりましたけども、
それに加え、専門
医やカウンセラーと連携を取って、速や
かにケア、フォローできる体制を準備し
ているところでございます。」
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「ナース」とは、「看護師」ですから、
おそらく、公演や稽古で怪我をした生徒
の応急処置をするために、置いているの
だと思います。


「看護師」では、専門医や公認心理士の
ような心の悩みの相談に応じるのが主な
仕事ではありません。


一方で、今週の週刊文春によると、10月
27日に発行した「理事長通達」(団報)
には、「従来からの相談体制に加えて、
11月6日より週3日、公認心理士または
精神保健福祉士の国家資格を持つカウ
ンセラーを配置する」と書かれている
そうです。


「従来の相談体制」が「ナースの常駐」
を意味しているとすれば、生徒が心の
悩みを看護師に相談するようなことはな
かったのだろうと思います。


これでは、到底、木場理事長が生徒の信
頼を得るというのは難しいだろうと思わ
れます。