妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

同期生の母親が語る「言葉の傷は今も消えない」ー週刊文春第9弾

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


今週の週刊文春の記事で冒頭部分と最後
の部分になります。


 九月三十日の宝塚歌劇団宙組の劇団員
・〇〇〇〇(享年25)の死から二ヵ月が
経ようとする今も劇団の混乱は収まらな
い。


「どこの組のお母さんにとっても、娘を
預けることにはすごくいろんな葛藤があ
る。〇〇さんのことがなければ、宝塚の
内情が外に出ることはなかったと思う」


 小誌の取材にこう複雑な胸の内を明か
すのは、〇〇と同期生の母だ、彼女の娘
は数年前に退団したという。


「娘は上級生に連日呼び出されて怒られ
て、と繰り返されているうちに何も考え
られなくなった。最後は『自分の人生な
のに自分の人生ではない』と思い悩んで
辞める決断をしました。」


 劇団在籍時の過酷な労働実態とパワハ
ラについて述べたあと、この母親は悲痛
な胸の内を明かした。


「あの子らは夢見る奴隷なんです……」


(略)


冒頭の〇〇の同期生の母が憤る。


「娘は上級生に『舞台に立つあなたを見
に来るお客さんなんて、いるの?』『へ
らへら笑って、私あなたと同じ舞台に立
ちたくない』などとほかの生徒がいる前
で罵声を浴びせられたこともあったよう
です。そうなると過呼吸になるほどつら
くなるんですよ。『いまだにかけられた
言葉は忘れられない』と漏らします。芸
事の指導は厳しいものだと理解はしてい
ますが、宝塚の指導は本質からズレ、理
由もなくいかに厳しく叱るかだけに重き
が置かれていると思います」


そして、劇団の体制をこう批判する。


「上級生から受けた言葉の傷は今も消え
ない。今もどこか怯えながら人と接して
います。十数年かけてトップスターにな
り誰よりも大きな羽根を背負って大階段
を降りる。生徒全員が、そんな夢を抱き、
十代で人生を宝塚に捧げた。そこに劇団
はつけ込み、過酷な労働を強いてきたわ
けです」


 劇団の一刻も早い風土改革が求められ
ている。
==================
上級生からのパワハラの話が最後に「過
酷な労働」になってしまっていますが、
それはともかく、こんな、パワハラがど
この組でも行われているのでしょうか?


〇〇さんの同期生の母と書いてあるだけ
で、宙組とは書かれていないので、おそ
らく、別の組ではないかと思います。


それと、このような上級生からのパワハ
ラは最近始まったことなのか、それとも
昔からあったことなのでしょうか?


よく、OGの話で出て来るのは、厳しく
はあったが、宝塚歌劇団は素晴らしい所
だったというようなことだけです。


上級生から下級生へのパワハラが横行す
るような劇団でまともな公演が出来るよ
うにも思えないのですが……。