妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

"宙組解体"へのカウントダウンー週刊女性

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


週刊女性の記事第3弾です。
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「劇団と、パワハラを行った上級生が真
実を認め、謝罪することを求めます」


 悲痛な訴えである。9月に亡くなった
宝塚歌劇団のAさんの家族が、11月に行
われた劇団幹部の会見に反論する形で意
見書を提出した。


「劇団側は過重労働を認めたものの、パ
ワハラはなかったと主張。それどころか
"(パワハラの)証拠となるものをお見せ
いただけるよう提案したい"と11月の会見
で開き直っていたんです。それを受けて
12月7日に遺族側の代理人弁護士が会見
を開き、パワハラの詳しい経緯を説明。
証拠となる故人の生々しいLINEのやりと
りも公開しました」
(スポーツ紙記者、以下同)


 意見書には「自分たちの都合の良いよ
うに真実をすり替え、娘の尊厳をこれ以
上傷つけるのはやめてください」という
家族の言葉もあった。劇団側の不誠実な
姿勢が、事態をさらに悪化させている。


(略)


 宙組に"いじめ文化"を根づかせたのが
元トップスターの真風涼帆だと本誌は先
週号で報じたが、組替え前にいた星組で
も"暴君"だったという。


「真風さんは先輩にあたる当時のトップ
スターと一緒になって、相手役に厳しい
"指導"を行っていたそうです。開演前に
精神状態が限界に達した相手役が過呼吸
になった時、真風さんは彼女を気遣うど
ころか、"早く(症状を)治めて。幕を開
けないとお客さんに失礼"と言い放ったん
だとか。星組は体育会の気質が強いとい
われています。元星組の天彩峰里さん、
芹香斗亜さんなどが組替えで移ってきた
ことで、宙組が変わってしまったのかも
しれません……」(宝塚関係者、以下同)


 真風は15年に宙組に移籍し、17年にト
ップスターに。
「そのころから威圧感がすごかったよう
で、あるタカラジェンヌは本番直前に彼
女の姿を見るや否や"失神"してしまった
そうです。よほど真風さんという存在が
怖かったんでしょうね」


 真風が横暴になっていったのは、周り
が助長した面もあったらしい。


「真風さんのトップスター時代に宙組の
組長を務めていたのが寿つかささん。本
来は組内の問題を解決する立場ですが、
寿さんは"うちは難しいことはわからへん"
と言って、パワハラや過重労働を見て見
ぬフリ。宙組内での真風さんはどんどん
"王様化"していったそうです」


 昨年6月に真風が退団し、代わりにトッ
プスターに就任したのが芹香斗亜だが、
同情の声も上がっている。


「一部ではパワハラの"主犯格"とされて
いますが、それはちょっとかわいそうな
気もします。真風さんの長期政権下では、
芹香さんも"指導"を受けていました。芹
香さんは17年目でトップスターになった
苦労人です。彼女は下級生に対して厳し
いですが、真風さんほどの高圧的な態度
はとっていないというのが劇団スタッフ
の印象です」


 Aさんをヘアアイロンでヤケドさせた
とされる天彩峰里も、かつては被害者だ
った。


「以前から、退団前の真風さんやほかの
上級生から"指導"を受けて泣いていて、
疲れた顔をするようになりました。もち
ろんAさんにしたとされる行為は許され
ないものですが、彼女も悪い"伝統を"受
け継いでしまったのかも」


 宙組の"いじめ文化"をつくった真風は、
退団後にソロとして芸能活動を始めてい
る。


(略)


「遺族側は、15のパワハラ行為があった
ことを指摘しました。昨年2月にヘアア
イロン事件が報じられた後、Aさんは真
風さんを含む上級生4人から呼び出され
て執拗に問い詰められたといいます。劇
団幹部はそれを黙認し、遺族の訴えを無
視した。当事者としての責任感があると
は到底思えません」
(前出・スポーツ紙記者)


 遺族の代理人弁護士は、「パワハラを
認めて謝罪しない限り、本件は絶対に解
決しない」と強調した。劇団は、事態が
危機的な段階にあることを理解している
のだろうか。


「宙組で起こった"いじめの連鎖"で劇団
員が亡くなったんです。(略)劇団がこ
れまでのような対応を続けていれば、最
悪の場合"宙組解体"の可能性もあるので
はと囁かれています」
(前出・宝塚関係者)


 宝塚が"清く正しく美しく"あり続ける
には、一度解体するくらいの覚悟で再出
発するほかないだろう。
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まず、ブログで何回も書いているように
「宙組解体」はあり得ないと思います。


また、芹香斗亜と天彩峰里が真風の被害
者だとしても、Aさんに対して行ったパ
ワハラは許されるものではないでしょう。


遺族側が求めるように、パワハラを認め
て謝罪するしかないと思います。


なお、トップスターである真風の姿を見
て「失神」するというのは、話を盛り過
ぎです。同じ組にいる以上、何度でも真
風の姿を見るはずですから、その度に失
神していては、公演に差し支えます。


また、星組でも「暴君」だった、という
話の「当時のトップスター」となると、
柚希礼音さんしかいません。柚希さんが
真風と一緒になって、相手役に厳しい指
導を行ったという「相手役」とは、一体
誰でしょうか?当時、二番手ですらなか
った(二番手は、紅ゆずるさんです)真
風に「相手役」なんて娘役がいたとは、
思えませんが……。


週刊女性は、記事の裏取りが、少し、甘
いように思います。