妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

ミュージカル『カム フロム アウェイ』愛知公演を観劇(3回目)しました!!ー3つの奇跡の物語

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日は、ミュージカル『カム フロム ア
ウェイ』3回目観劇に愛知県芸術劇場に
行ってきました。


やはり、地元は楽です。


オアシスでなんか、コスプレの格好をし
た人たちと、それを写真で撮影している
人たちがいました。


なんか、コスプレのイベントでもあった
のでしょうか?


途中で、ちょっと、時間がかかったので、
劇場には、開場の少し前に到着しました。


トイレに行くと、個室が4つあるのです
が、そのうちの一つは和式でした。


和式トイレなんて、宝塚大劇場くらいし
か劇場では見たことがありません。


今時、和式トイレじゃないと困るという
人もいないように思うのですが……。


もう、絶滅危惧種ですよね。


学校のトイレも和式を洋式に変えていっ
ているという話も聞きますし……。


劇場のトイレくらい全部洋式にしてもら
いたいと、つくづく、思いますね。


さて、行ったことがある人は、お分かり
でしょうが、愛知県芸術劇場大ホールの
客席は、ちょっと、変わった構造になっ
ています。


2階席が1階席の上に張り出しているの
ではなく、1階席と2階席との間に大き
な段差があるような形になっています。


全部、1階席にしてしまった方が良かっ
たように思えるのですが、なんで、こん
な構造にしてしまったのかは、よく、分
かりません。


今回は、追加でチケットを取ったので、
その2階席の1番後ろ、つまり、1階席
の1列目から数えると、24列目でした。


ただ、上でも書いたように、1階席と2階
席との間に段差があることと、通路脇の
席だったこともあり、前の人の頭で舞台
の一部が見えない、ということは、今回
はありませんでした。


ただ、右前の人が時々頭をずらすので、
時々、視界の妨げになっていました。


前傾姿勢ではないので、注意はしません
でしたが、やはり、マナーが悪いと思い
ます。


さて、作品の内容は、相変わらず素晴ら
しく、どの人が主役でもおかしくない、
豪華実力派キャストを揃えた作品は、さ
すがに見応えがあります。


それなのに、翌日のチケットがまだ、残
っているようで、どうも、人気の方は、
今一つのようです。


理由は……よく分かりません。


感想を読むと、概ね、好評なんですけど
ね。


あのテロ事件に関連した作品という所で
重たい作品だと思われてしまった可能性
はあると思います。


でも、やはり、素晴らしい作品ですし、
あの12人のキャストを集めたからこそ、
出来上がった作品なんだろうと思います。


ガンダーを中心に描かれますが、ガンダ
ーだけではありません。


ニューファンドランド島のいくつもの町
の人々が7000人の飛行機の乗客を快く、
迎え入れたのです。


そのこと自体が奇跡ですが、奇跡は、そ
れだけではありません。


この飛行場は、かつては、飛行機の経由
地として栄えたのですが、飛行機の性能
向上のために、経由する必要がなくなり、
取り壊し寸前だったのです。


それが、幸いして、38機もの飛行機を迎
え入れることが出来たのです。


また、島には、丁度その頃、ハリケーン
が近づいていました。


ハリケーンが来れば、飛行機の離陸は不
可能になります。


38機の最後の飛行機が飛行場を飛び立っ
た直後にハリケーンによる雨が降り始め
ます。


これも奇跡と言って良いでしょう。


衣装もセットも華やかさはなく、いたっ
てシンプルですが、いつまでも心に残る
作品だと言えるでしょう。


終演後に、名古屋市出身の加藤和樹さん
と森公美子さんのアフタートークがあり
ました。


加藤和樹さんがカンパニーでは、下から
2番目だそうです。咲妃みゆさんが最年少
でしょうね。


そうすると、他の人は加藤和樹さんより
年上ってことになります。


ずーっと、ミュージカルを40年間観てき
ましたから、思わず、えっ!!となりま
したが、そうなんだと、感慨深いものが
あります。一人ずつ思い出を語り出すと
きりがないので、止めておきます。


森公美子さんが自分の体重のせいで大阪
公演の盆が廻らないって言ってましたけ
ど、まだ、新しい劇場なので、モーター
の調子が悪かっただけだと思いますね。


次は、福岡ですか。


素晴らしい作品です。期待を裏切らない
と思いますので、福岡で観劇される方、
楽しみにしていてください。


今回、観劇できなかった方。きっと、再
演されると思います。それまで、待って
いてください。