妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

ようやく、なんとなく分かった星組公演『VIOLETOPIA』!!

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日、法事でお寺に行ったら、ボンネッ
トから白い煙と緑色の液体が出ていた我
が家の車。もしかしたら、廃車になるか
もしれません。


年金暮らしでは、新しい車を買うお金も
ないし、頭が痛いです。


さて、先日、映画館で観た星組公演のシ
ョーの方の『VIOLETOPIA』ですが、2
回目で何となく、分かったように思いま
す。


公演解説には、
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ユートピア、ディストピア・・・。「TO
PIA(トピア)」は「場所・郷」を表す言
葉。「Violette(スミレ)」が、110年咲
き続ける劇場、Takarazuka。そこにはい
つも何かに魅了された者たちが集う。喝
采、憧憬、熱狂、孤独、そして希望・・・。
時代や国を超え、劇場の光と闇を描く豪
奢なレビュー作品。異界「VIOLETOPIA
(ヴィオレトピア)」に棲むもの達が、
宝塚歌劇110周年の幕開きを盛大に祝いま
す。
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と書いてありますが、どう見ても最初の
場面は、劇場の廃墟。一人の青年が巨大
なスミレの花に触れると、劇場の記憶が
蘇ります。というオープニングです。


テーマは「劇場」。


したがって、サーカスもキャバレーも劇
場です。


場面それぞれに、繋がりはなく、最初の
場面と第7場以降の場面だけ、繋がって
います。


そして、それぞれの場面には、深い意味
はないと。(「歌劇」1月号の座談会よ
り)


暁千星さんが、演出の指田氏のその言葉
を聞いて、「えええっ!?」となるので
すから、観客はなおさら、「えええっ」
ですね。


要するに、観客も自由に解釈すればいい
のだということです。


ですから、サーカス小屋の場面の村の女
(舞空瞳さん)とヘビ(礼真琴さん)と
座長(極美慎さん)の関係も、観客それ
ぞれが、自由に解釈すればいいのだと……。


まあ、何度見ても、ロケットの指揮者と
音符の関係は、よく分かりませんが…。
(せめて、指揮者に指揮棒くらい持たせ
て欲しい)


そして、衣装は、今回は、有村淳氏です
が、私の好みとはちょっと合わなかった
ですね。


舞空瞳さんの葉っぱのような衣装も周り
から浮いていましたし、黒燕尾の場面の
緑色のスーツに黒のサングラスという組
あわせも、私の好みではありませんでし
た。


最後の礼真琴さんと舞空瞳さんのデュエ
ットダンスだけは良かったと思いますが。


私は、指田氏はショーを手掛けるのは止
めて、お芝居の方に専念した方がいいと
思います。