妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

これが、アメリカ合衆国の民主主義か?(シニア雑記)

今日は、壽々(じゅじゅ)です。


3月6日付の中日新聞の記事によると、
「米連邦最高裁は4日、2021年の議会襲
撃事件を巡り、トランプ前大統領の出馬
資格を剥奪した西部コロラド州の最高裁
の決定を覆し、立候補を認める判断を下
した」とのことです。


そして、コロラド州最高裁が昨年12月、
連邦議会への乱入事件に対するトランプ
氏の関与を認定し、国家への反乱や暴動
に関わった者の官職追放を定める憲法修
正第14条第3項に基づき、州の予備選挙
への立候補資格がないとした判断を、連
邦最高裁は覆し、「州は大統領らに対し
て憲法修正14条3項を執行する権限はな
い」と9人の判事全員で一致したとのこ
とです。


連邦議会への乱入事件は、民主主義を踏
みにじるものであり、それを扇動したの
は、どうみても、トランプ氏です。


コロラド州最高裁の判断が正しいとしか
思えないのですが、米最高裁はこれを覆
してしまいました。


連邦最高裁が、自ら判断するのを放棄し、
判断を連邦議会に委ねた形になりました。


これでは、連邦最高裁は、アメリカ大統
領の言動をなんら制御できないことにな
り、司法権の放棄になりかねません。


これで、もし、トランプ氏が米大統領選
の本選挙でバイデン現大統領に勝利する
ようなことになれば、アメリカ合衆国お
よび国際情勢はどうなってしまうのでし
ょうか?