妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

何だか、意味不明な厚労省の「日本の世帯数の将来推計」??(シニア雑記)

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


これは、4月13日付の中日新聞の1面に載
っていた記事です。


最近、ある出来事が原因で、余り、新聞
記事の引用はしたくないのですが、引用
しないと分からないので、一部、引用し
ます。


なお、これは、厚生労働省の国立社会保
障・人口問題研究所が、12日に日本の世
帯数の将来推計(2050年の推計)として
発表したものを取り上げた記事です。


「男性高齢者のうち1人暮らしの割合は、
20年の16.4%から50年に26.1%へ上昇。
女性で見ると23.6%から29.3%になる。」


ここまでは、分かります。


大体、女性の方が長生きなので、女性の
1人暮らしの方が男性よりも多いのでしょ
う。


分からないのは、その次です。


1人暮らしの男性高齢者のうち未婚者
の割合は33.7%
から59.7%へ大幅増。
性では11.9%
から30.2%になる。」


1人暮らしの女性高齢者の方が男性高齢者
よりも多いので、未婚者の割合は、女性
高齢者の方が低くなる、というのは分か
ります。


しかし、3分の1になるでしょうか?


50年の推計はどっちでもいいので、20年
の実績で見てみます。


計算すると、男性の方は、16.4%のうち
の33.7%ですから、5.5%になります。


女性の方は、23.6%のうちの11.9%です
から、2.8%になります。


つまり、1人暮らしの男性高齢者のうち
未婚者は、100人のうち、5~6人なのに
対し、女性は、2~3人ということになり
ます。


日本の人口が男性の方が女性よりかなり
多い、ということなら分かりますが、ほ
ぼ、半々ではないかと思うのですが……。


私の理解不足なのでしょうか?


なお、この推計通りであれば、50年には
男性の2人に1人は結婚できないってこと
になりそうです。


一方、女性の方は、多分、結婚したくな
い、なんでしょうね。