壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

今度は分かりやすい人物相関図『元禄バロックロック』

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


今日は、ミュージカル『オリバー!』を観に渋谷の東急シアターオーブ
まで、遠征してきました。
新幹線から久しぶりに富士山がきれいに見えていました。
すると、車内アナウンスが……。
どうも、昨日の地震の影響でJR東日本の首都圏の各線が運休したり、
遅延が発生したりしている様子。
慌ててJR東日本のホームページを見ると、山手線は通常運転とのこと。
無事、『オリバー!』を観劇することができました。


で、今回は『オリバー!』の話ではなくて、


昨日は、宝塚花組公演『元禄バロックロック』の人物相関図が公開
されました。


『CITY HUNTER』も『柳生忍法帖』も登場人物が多くて、人間関係が
分かりにくかったのですが、今度は分かりやすそうです。


人物相関図をみると大きく4つのグループに分けることができます。


一つ目は、中心グループである赤穂藩。
主人公のクロノスケ(柚香光さん)は、このグループに所属します。
(なお、クロノスケ以外は、名前がカタカナになっていますが、すべて
歴史上実在の人物です。)


二つ目は、赤穂浪士の仇討ちの相手であるコウズケノスケ(水美舞斗さん)
の住むコウズケノスケ邸。
(コウズケノスケも実在の人物です。)


三つ目は、クロノスケが愛する女性キラ(星風まどかさん)が主の賭場・
ラッキーこいこい。
(こちらは、ヒサミチとシミズが実在の人物。)


四つ目は、少年将軍ツナヨシ(音くり寿)が住んでいるエド城。
(名前のある4人は、ケンペルを含めて実在の人物です。)


【人物相関図のツッコミどころ】


①コウズケノスケ邸にくノ一が2人いますが、多分、コウズケノスケの護衛役
 だと思われます。もしそうだとすると、赤穂浪士側は10名。クロノスケを
 含めると11名。11名を相手に2名のくノ一で護衛するのは、敵を嘗め過ぎでは?


②タクミノカミを聖乃あすかさんが演じるのですが、多分、タクミノカミは
 最初の方で切腹。または、「切腹した赤穂藩藩主」と書いてあるので、最初
 からすでに死んでいる?まさか亡霊で登場ではないと思いますが……。
 それから、「時計の研究者」と書かれているのも気になります。時計職人の
 クロノスケとどういう関係が……?


③キラ(「吉良上野介」の「吉良」から取ったものでしょう)は、コウズケノスケ
 の「隠し子」とはっきり書かれているのに、「謎めいた賭場の主」って……。
 「隠し子」以外にも秘密があるってことですか?
 それにしても、賭場の名前が「ラッキーこいこい」って……。


④役名の付け方が適当。植物の名前とか、一から九までとか。



『義経妖狐夢幻桜』といい、『出島小宇宙戦争』といい、演出の谷貴矢先生は、
こういう異次元パラレルワールドものが好きなようですね。
今回、宝塚大劇場デビュー作。どんな作品になるのか楽しみです。



いずれにしても、元禄とバロック。華やかな衣装と舞台が期待できそうです。