妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

衣装がほぼ原作通りのヴイジュアルの『応天の門』。

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


月組公演『応天の門』のヴィジュアルが出
ましたね。
衣装は、ほぼ原作通りです。(原作は漫画
ですからね。コミックス(単行本)には、
カラーのカバーも付けられているので、色
も分かります。)


菅原道真は、文章生ですから、ほぼ、あん
な格好です。衣装の色が変わるくらいでし
ょう。ちょっと地味ですがこれは仕方ない
ですね。
顔は、完全に月城かなとさんの勝ちです。
原作は、こんな美形には描かれていません。


在原業平は、普段は黒の衣装です。
おそらく公務の時は、黒の衣装で、私事の
時は、ヴィジュアルにあるような華やかな
貴族の衣装になるのだと思います。
顔は、在原業平は、当時の美男子の代表み
たいな人物ですから、美形の鳳月杏さんに
は合っていると思います。(言い過ぎか?)


昭姫は、まさにほぼ原作通りです。髪型も
同じです。原作よりちょっと派手ですかね。
元唐の女官ですから、衣装も髪型も中国風
です。
原作では、もう少し年増の感じです。


背景に満月が出ているのは、単に月組公演
だからでしょう。深い意味はなさそうです。
ただ、お話が都で起きる「怪異」事件を解
決する、ということですから、ちょっとホ
ラー風にしたのでしょう。