妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

絶望の宙組説明会実況中継①ー週刊文春第11弾!!

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


今回は、今週発売の週刊文春の記事から
文春オンライン(無料版)の記事↓の続き
です。
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「文春なんてどうでもええねん」


 劇団側の運営責任や改善策への言及は
なく、生徒の自己解決を促したのだった。
(注:高田健司専務理事の話のこと)


 その後、生徒たちによる"お話し合い"
がはじまった。


「今日まで私の口から直接伝えてこれな
くて……やっぱり伝えたいなって思って」


 最初に沈黙を破ったのは松風輝組長。
〇〇に対し「下級生の失敗は、すべてあ
んたのせいや」「マインドが足りない」
などの叱責を繰り返した張本人である。


「〇〇ちゃん(〇〇の愛称)が宙組の大
切な仲間であって、ちゃんと(墓前で)
手を合わせる日が来たらいいなと願って
います」


 続いて口を開いたのはトップスターの
芹香斗亜だ。


「私も舞台をつくる大切な仲間を、この
ような形で失ったのは初めての経験で、
つらいし悲しいし……」


 芹香は〇〇が亡くなる二日前、『文春
なんてどうでもいいねん!言いたいこと
を言わせてもらう!』と大声で〇〇を威
圧。それを複数の下級生が聞いていたこ
とを示すLINEの証拠を、遺族側は劇団に
提出している。


 お話し合いで芹香は、声を詰まらせ、
こう語った。


「この二ヵ月ずっとみんなのことを考え
ながら過ごしていて、私はみんなのこと
を何も知らなかったなって。今、宝塚の
宙組が世間からよく思われていないこと
が、本当に悲しいし、辛いし……悔しい
です!でも、またお客様に夢を見ていた
だける舞台をつくるために、ここにいる
一人一人がちゃんと考えて行動していか
なきゃいけないし、それはここにいる私
たちだけでしか乗り越えられないことだ
と思っているから。どうか、みんなで宙
組が公演できるように進んでいきたいと
思っています」


 芹香の話を聞く宙組生たちからはすす
り泣く声が漏れる。だが、それは悲しみ
の涙ばかりではなかった。その場にいた
一人が嘆く。


「自分たちのパワハラを省みず、〇〇ち
ゃんへの謝罪の一言もない。あまりに無
自覚で、こわいです……」


 続く三人目の発言者は副組長の秋奈る
いだった。


「まず、〇〇ちゃんの思いに気付けなか
ったこと、そしてみんながそれぞれに不
安だったり苦しんでいることに寄り添い
切れなかったことを本当に反省してます」
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この時の話だけ聞いていると、皆、いい
人なんですけどね。


②へ続きます。


前回の文春オンラインの記事です。↓