今晩は、壽々（じゅじゅ）です。

今日は、星組宝塚大劇場公演千秋楽でし
たね。

今日の千秋楽の退団者が大階段を降りて
の挨拶部分の紹介です。

今回の退団者は、次の4名です。

　　　　　　　　　　同期のお花渡し

大輝真琴（91期）　　花組　紫門ゆりや

天華えま（98期）　　暁千星

彩園ひな（101期）　 碧海さりお（？）

侑蘭粋（103期）　　 瑠璃花夏（？）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
侑蘭粋さんです。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
7年前、この宝塚大劇場で初舞台を踏ま
せていただきました。初めてこの舞台に
立った日のことは、今でも鮮明に覚えて
います。眩しいライトを浴びて、客席一
杯のお客様から大きな拍手を頂いて、高
揚する胸の鼓動を感じて、あの時見た美
しい景色は、今、私の目の前に同じよう
に広がっています。7年間、ずっとこの
景色を見ていたということは、同時に、
宝塚を愛し、応援してくださるお客様が
ずっと、いてくださったということです。
悩み、苦しかった時も、皆様の温かいお
心に励まされ、頑張ってこられました。
110年も続く宝塚歌劇の歴史の一端を私
も担い、皆様と一緒に紡げたことを本当
に誇らしく、幸せに思います。この宝塚
大劇場は、あなたと我らのもの。まさに、
夢燻らす劇場です。今、私は、宝塚大劇
場の卒業を実感し、すべての方々に感謝
の気持ちで一杯でいます。心から尊敬す
る上級生の方々から、毎日、色んなこと
を教えていただき、学びました。同期と
は楽しかったことも、辛かったことも、
どんなことも一緒に乗り越え、支え合っ
てきました。可愛い下級生の皆が慕って
くれて、付いてきてくれて、新人公演の
お稽古に入りました。そして、宝塚を愛
する素晴らしい先生方。舞台スタッフの
皆様。家族、友人、何よりファンの皆様
がいてくださって、今、私はここに立つ
ことが出来ています。東京公演の最後の
日まで、娘役として学び続け、また、こ
の感謝の気持ちを皆様にお伝えする時間
となるよう、大切に過ごして参ります。
皆様、本当に、ありがとうございました。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
彩園ひなさんです。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
まずは、こうして無事宝塚大劇場公演の
千秋楽を迎えられましたことを、共に芸
に励み、闘ってきた星組の皆と、支えて
下さったスタッフの方々、先生方、そし
て、日々、応援して下さったお客様には、
感謝の気持ちで一杯です。私が歩んでき
た9年間の道のりは、長いようで短い道の
りでした。悩み、苦しみ、立ち止まって
しまいそうになった時、私の周りには、
共に闘いながらも、強く背中を押してく
れる、愛をくれる仲間がいました。遠く
から見守ってくれる、愛をくれる家族が
いました。そして、何より、日々、応援
して下さったお客様の愛が、私を大きく
成長させ、ここまで歩むことができまし
た。愛は人を穏やかにします。ですが、
与えるには、気力と体力と時間が必要で
す。こんな貴重な愛を、私は沢山の方か
ら頂いていたことに、今、とても気づか
されています。今、私が思うことは、と
っても幸せです。いつも沢山の愛を下さ
ったすべての皆様に、感謝の気持ちと愛
を込めまして、本当にありがとうござい
ました。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
天華えまさんです。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
初日の幕が開いてから、本日の千秋楽ま
で、この舞台に立ち続けられた奇跡に心
から感謝しています。この舞台に初めて
立った時、ライトの眩しさ、マイクを通
した自分の声、お客様の温かい拍手、そ
して、ここから見る美しい景色。なにも
かもに感動し、ああ、私はこの場所で生
きていくんだと、強く感じたことを今で
も鮮明に思い出します。初めて宝塚を観
劇したのも、この劇場でした。私と宝塚
の始まりは、すべて、この場所から始ま
りました。そんな宝塚大劇場は、この12
年間で私に多くの学び、経験、そして、
舞台に立つ喜びを教えてくれました。そ
して、この喜びは、大好きな星組の仲間
が、大切なお客様が、この空間を愛と幸
せで一杯にしてくださったからこそ、こ
の喜びを感じることができる、舞台に立
つことが大好きだと、そう強く思えるこ
とができました。心の底から感謝してお
ります。この愛と幸せを、ひしひしと噛
みしめ、4月6日の最後の日まで、私の目
指す男役を極め、精進し、愛を注いでく
ださる皆様に、精一杯の恩返しが出来ま
すよう、舞台に邁進して参りますので、
どうぞよろしくお願いいたします。本日、
足をお運びくださいました皆様、画面の
向こうからパワーを送ってくださいます
皆様、私を見つけ、応援し続けて下さる
皆様、私に出会ってくださいましたすべ
ての皆様に、心からの感謝を込めまして、
本当にありがとうございました。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
大輝真琴さんです。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
卒業を発表し、その日に向けての歩みを
進めていく中で、ああ、出会えて良かっ
たと、改めて感じる人々との絆の多さに、
日々、胸が一杯になっております。それ
ぞれが真っ直ぐで、情熱的で、心根が優
しくて、（この部分、雑音で聞き取れず）
諸先輩方、スタッフの皆様、すべての方
々のお陰で、大輝真琴はあるのだと、心
から感謝いたしております。私の男役を
磨かせて下さっているのは、ファンの方
々の存在だと思います。数多の輝きの中
から私を見つけ、応援してくださいます
お客様には、感謝してもしきれません。
最後の瞬間まで御恩をお返しする気持ち
で努めて参りたいと思います。最後に、
本日、旅立ちます宝塚大劇場へ、あの日
の私に、夢をくれてありがとうと、伝え
たいです。かつての私がそうであったよ
うに、エンターテイメントの真髄は、人
の心に力を、明日へと進むエネルギーを
お届けすることだと思います。今も宝塚
を求めてくださいますお客様に、後悔さ
せない時をお届けするために、人柄と腕
前を磨きながら、東京公演の千秋楽まで
精進して参りたいと思います。心からの
祈りと感謝の気持ちを込めまして、本当
に、ありがとうございました。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
今回は、映画館のライブ中継を観ました
が、退団者の挨拶以降の映画館の観客の
マナーが悪かったのは、残念です。

千秋楽は、お芝居とショーで終わりでは
ないのですから、最後まで、静かにして
いて欲しいと思います。