妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

スマチケで観た、e⁺貸切公演『アルカンシェル』-2回目観劇②

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


「たゆたえども沈まず(Fluctuat nec me
rgitur)」


花組公演『アルカンシェル』に、歌でも
何回も出て来るパリ市の紋章にある標語
です。


元々は、「ローマ時代からセーヌ川の舟
運で交易を行ってきた船乗り組合の標語」
のようです。


漢字で書くと「漂えど沈まず」になりま
す。


難読漢字クイズに出てきそうですね。


この言葉は、今回の作品では、ナチス・
ドイツの占領下にあるパリ市民の不屈の
精神を表しています。


さて、①の続きです。


今度、花組2番手になる聖乃あすかさんが
演じるのは、現代のミュージックホール
歌手のイヴ・ゴーシェで、この物語の語
り手です。


このイヴ・ゴーシェが84年前のミュージ
ック・ホール「アルカンシェル」を振り
返るところから物語は始まります。


聖乃あすかさんは、いかにも、花組らし
い華やかな雰囲気を纏い、花組2番手と
しての活躍が期待されます。


個人的に、永久輝せあさんの次のVISA
ガールは、聖乃あすかさんだと思ってい
ます。


組替えする必要もありませんしね。


花組2番手として、今後の成長に期待です。


そして、今回、注目は、そのイヴ・ゴー
シェの祖父の子供時代を演じた湖春ひめ
花さん(106期)です。


堂々とした演技です。


今後、注目したい花組娘役さんです。


帆純まひろさんは、残念ですが、この作
品で退団してしまいます。


レジスタンスのリーダー格のロベールを
演じています。


私の推しが、また、一人いなくなる~!!


輝月ゆうまさんと共に専科から出演の一
樹千尋さんは、「アルカンシェル」のコ
メディアンのペペ役ですが、ハーケンク
ロイツの旗を踏みつけたために、思想犯
として、収容所に送られてしまいます。


この一樹千尋さんが歌うシャンソンの
「フルフル」がとても素敵で印象に残り
ます。


このペペの息子が湖春ひめ花さん演じる
少年イヴで、その少年イヴの孫が聖乃あ
すかさん演じるイヴ・ゴーシェです。


ややこしい。


次は、映画館で宝塚大劇場公演千秋楽ラ
イブ中継、そして、その次は、東京宝塚
劇場へと遠征します。


カトリーヌ(星風まどかさん)がマルセ
ル(柚香光さん)の部屋でコーヒーに入
れる砂糖を「半分」と言ったのが、アド
リブだったのか、確認したいと思います。