妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

ショーも素晴らしい!!月組公演『FULL SWING!』!!!

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日は、月組宝塚大劇場公演『今夜、ロマンス劇場で』
『FULL SWING!』の千秋楽ライブ中継を観に、県内の映画
館へ行ってきました。


で、今回は、ショー『FULL SWING!』について。
お芝居も良かったですが、ショーの方も素晴らしかったです。


公演解説は、以下のとおりです。


心躍る音楽ジャズで綴るショー『FULL SWING!』。スウィング
のヒーロー誕生を祝うゴージャスなプロローグをはじめ、時に
スタイリッシュに時にソウルフルに、バラエティに富んだ場面
で構成する魅惑のステージ。新トップコンビ率いる月組の魅力
を詰め込んだ、ファンキーでスウィンギーなジャズの世界をお
楽しみください。


コメントです。


作・演出は、三木章雄先生。手堅い演出で、ジャズの世界の魅力
を存分に味あわせてくれます。


冒頭、舞台中央に大きな赤い円。「月」なんだそうですが、あま
り月に見えません。
その中央から、ゴールドのトレンチコートに黒のハットをかぶった
月城かなとさんが登場し、歌い始めます。
そして、3人の男たち(鳳月杏さん、暁千星さん、風間柚乃さん)が
現れ、踊ります。
この後、何回か出てきますが、この4人の並び、または、月城かなと
さんを除いた3人の並びがとても素敵です。
暁千星さんが5月で星組へ組替えになるので、これが観れるのは、こ
の公演が最初で最後。
ちょっと残念な、寂しい気もしますが仕方がないですね。


そして、その後は月組生総出演によるメインテーマ『FULL SWING!』
での歌とダンス。華やかなシーンです。


そのあとは、しっとりと名曲「Begin the Beguine」を月城かなとさんが
歌い始め、海乃美月さんほかのメンバーと踊る場面。


その後、再び、月組総出での『FULL SWING!』の後、月城かなとさんと
海乃美月さんによるラテンデュエット。


月城かなとさんと海乃美月さんの美男美女コンビのダンスは、見ていて
魅惑されます。


そして、第1景が終わり、第2景へ。
暁千星さんがメインの場面になります。
暁千星さんのダンスの魅力が十分に堪能できる場面です。


第3景では、鳳月杏さんがジゴロになって、鳳月杏さんメインの場面。
さすが鳳月杏さん。歌もダンスも素敵で格好いいです。
暁千星さん組替え後は、しばらくは、2番手として月組を支えて欲しいと
思います。


第4景は、トップ月城かなとさんが主役。
銃を持った軍服姿で登場です。細身で美形の月城かなとさん。軍服姿がよ
く似合います。
役名の「ジャンゴ」とは何者かと思ったら、ベルギー生まれのギタリスト
で、スウィング・ジャズとロマ音楽を融合させた“マヌーシュ・スウィン
グ”を開拓したジャンゴ・ラインハルトのこと。このジャンゴ・ラインハ
ルトへのオマージュの場面とのことです。


第5幕は、風間柚乃さん、暁千星さん、鳳月杏さんと歌い繋ぐのですが、
最初の風間柚乃さんの歌がちょっと安定していない感じを受けました。
フィナーレなどの他の場面では違和感がなかったので、気のせいかもしれ
ませんがちょっと歌に不安感が残りました。
暁千星さんは、だいぶ歌がうまくなった感じ。星組で鍛えられれば、もう
少し上達できそうです。
鳳月杏さんは、安心・安定の歌唱力。


その後は、月城かなとさんが名曲「My Way」を歌いながら登場。その後、
全員での合唱になります。


第6景は、パリのコンコルド広場が舞台のお芝居形式。


海乃美月さんが月城かなとさんからダイヤを奪い返して「アデュー」と言
って去っていくのに合わせ、月城かなとさんも後ろ姿で去っていく時に
片手を挙げて「アデュー」。格好いい!!


第7景は、月にちなんだ名曲のメドレーの後、ムーンキャッツによるライン
ダンス。


第8景は、グランドフィナーレ。
月城かなとを囲んだ娘役さん達の踊りの後、月組男役の黒燕尾でのダンス。
その後、男役3人(月城かなとさん、鳳月杏さん、暁千星さん)と娘役3人
(海乃美月さん、彩みちるさん、天紫珠李さん)によるデュエットダンス。


そして、フィナーレ。エトワール(?)は風間柚乃さん。黒の肩羽根を着け
ています。
ちなみに、暁千星さんは、白と黒の肩羽根を着けていました。


カーテンコールの最後は、月組ジャンプで締めました。


ちょっと駆け足のコメントでしたが、月組は娘役に彩みちるが加わって、娘役
の層が厚くなった感じ。


一方の男役は、暁千星さんが抜けた後を何とかして欲しいですね。