妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

礼真琴さんが「千葉真一さん目指す」って!?

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日の毎日新聞web版にこんなタイトルの記事が掲載されていました。


「千葉真一さん目指す」宝塚星組・礼真琴が柳生十兵衛役に挑む


タイトル見てびっくり。


千葉真一さんは、先月、新型コロナウィルスに感染して亡くなったというニュースがあったので、名前をご存知の方は多いと思いますが、千葉真一さんが映画やTVなどで活躍されていた時のことは、若い世代の方はほとんどご存知ないと思います。
(むしろ新田真剣佑さんと眞栄田郷敦さんのお父さんということでご存知かも)


私が千葉真一さんを最初にTVで見たのは、1960年の『新七色仮面』と『アラーの使者』。
(←当然白黒)
そして、はまったのはアクションドラマの『キーハンター』。オープニングが格好いい!
大好きでよく見ていました。


これらの作品での私の千葉真一さんのイメージは、日本を代表するアクションスター。


で、毎日新聞の記事のタイトルを見て思ったのは、礼真琴さんがアクションスターを目指すってこと?それはないでしょ。


記事の内容を読んでみると、


 「(柳生十兵衛は)ドラマに映画、舞台と名だたる俳優たちが演じてきた役。中でも大野
 に「十兵衛といえば」と参考にするよう助言されたのが、8月に新型コロナウイルスによ
 る肺炎で急逝した千葉真一だったという。「立ち振る舞いや、片方しか見えていない目の 
 使い方も勉強になる。まだ程遠いですが、目指したいです」。」


要するに、礼真琴さんは千葉真一さんのアクションではなく、千葉真一さんが柳生十兵衛を演じた時の演技について目指したい……ということ。(記事のタイトルのつけかたが悪い)


千葉真一さんの柳生十兵衛は何作もありますが、代表作はなんといっても『柳生一族の陰謀』でしょう。
深作欣二監督の映画版は私も映画館で見ました。
千葉真一さんは精悍な顔で、いかにも剣豪柳生十兵衛という雰囲気を出していました。


それはともかく、もうすぐ『柳生忍法帖』の下巻を読み終わるところですが、原作では柳生十兵衛と堀一族の女たちVS.芦名銅伯と会津七本槍・芦名衆の決闘場面(血闘場面といった方がいいくらい)がたくさん出てきます。


演出の大野拓史先生がある程度は加減してくれるものとは思いますが、礼真琴さんを始め、星組の皆さんが怪我だけはしないように気をつけて欲しいと思います。


雪組の宝塚大劇場公演が今日で千秋楽を迎えました(映画館でライブビューイングを観てきました)。次は、いよいよ星組の大劇場公演です。


私の大劇場観劇は1か月以上先ですが、どんな作品になるのか、今から楽しみです。