妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

柚香光さんの魅力満開の『巡礼の年』の見所を紹介

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日は、雨の中、花組宝塚大劇場公演
『巡礼の年』『Fashionable Empire』を
観に行ってきました、というのは昨日書
きました。


さて、本日は、お芝居の『巡礼の年』の
方のお話です。
まだ、公演が始まったばかりで、あまり
ネタバレもマズいと思いますし、本日、
珍しくお仕事(非常勤です)で、ほぼ、
死亡状態なので、簡単に、『巡礼の年』
の私が思う、この場面がイイ!!という
のを紹介したいと思います。


まず、最初の場面。
幕が開くと、寝椅子に横たわるフランツ
・リスト(柚香光さん)とその傍らで本
を読むジョルジュ・サンド(永久輝せ
あさん)が登場。
リストを目の端に捉えつつも、私の目は
サンドに釘付け。
ポスター画像は見ていたのですが、実物
を見ると、永久輝せあさんのサンド、う、
美しい~!!
こんなに綺麗になるとは、思っていませ
んでした。
何で、娘役ではなくて、永久輝せあさん
がサンド?と思っていたのですが、納得。
永久輝せあさん、「男装の麗人」と呼ぶ
に相応しいサンドになっていました。


で、その後、このリストとサンドのイチ
ャイチャが始まるのですが、それがなん
とも魅力的。ちょっとこの冒頭の場面が
素敵です。
遅刻しないように。見逃してしまいます
から。


次は、リストとマリー・ダグー伯爵夫人
(星風まどかさん)が駆け落ちした先の
スイス・ジュネ―ヴの森の場面。
森の中で、いかにも幸せそうに戯れる二
人。しかし、その幸せな時間は束の間で
した。
ということで、この作品の中で、リスト
とマリーのいかにも幸せそうな場面はこ
こだけ。
それだけに、一層、この場面が印象的で
す。


3つ目は、最後から2番目の場面。
ショパン(水美舞斗さん)は寝椅子に横
たわり、もうすぐ最後の時を迎えようと
しています。そのそばには、ショパンの
愛人サンドの姿が。
サンドがショパンに自分の想いを伝えよ
うとしたその時、ショパンは息を引き取
ります。そして、流れるのはショパンの
「ノクターン」。
ちょっと、感動的で涙が出そうになりま
す。


最後は、最後の修道院の場面で、書くと
完全にネタバレになるので、書きません
が、ラストとして深い余韻を残して幕を
閉じます。(なお、ここは完全にフィク
ション=生田大和先生の創作だろうと思
います)


とりあえず、本日はここまでですが、ま
だ2回観に行く予定ですので、もう少し
詳細な話も書くつもりです。
当然、素晴らしいショーの方も。