妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

礼真琴さん、『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』で退団はないと思う。

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


星組公演『斜陽の国のルスダン(仮)』
の(仮)が取れて、『ディミトリ~曙光
に散る、紫の花~』になりましたね。


あるブロガーが、「「曙光に散る、紫の
花」は、王子ディミトリの運命を表して
いるのですが、これって「サヨナラ感」
ある?」と書いていますが、さすがに
礼真琴さん、この作品で退団はないでし
ょう。
作品のタイトルや内容で、トップさんが
いちいち退団していたら、しょっちゅう
トップさんが退団することになります。
宝塚は、そういう主人公が最後に死ぬ、
という作品が多いですから。


ようやく、(仮)が取れましたね。
ルスダンは女王ですから、舞空瞳さんの
役。
礼真琴さんは、その夫ディミトリの役。
タイトルが「ルスダン」では都合が悪か
ったのでしょう。


タイトルがネタバレか、というと確かに
ディミトリは最後に死にます。
しかし、どういう経緯で、なぜディミト
リは死ぬのかまでは分かりませんから、
ネタバレとまでは言えないでしょう。
この場面(紫の花が散る場面)が、多分、
舞台のラストシーンなのでしょう。原作
もそうなっています。


なお、「紫の花」はリラの花です。
その部分を原作から抜き出すと、
「彼女(ルスダン)の手の上には、もう
一人の手が重ねられる代わりに、リラの
花びらが後から後から降り注いだ。満開
のリラの木の下で、ルスダンは目に見え
ないもう一人と、そうして肩を並べて座
っていた。」です。


で、礼真琴さんの退団ですが、この作品
が本公演5作目です。
長期任期にはならないかも知れませんが、
さすがに本公演5作で退団はないと思いま
す。
少なくとも6作、多分7作くらいやるのでは、
と思っています。