今晩は、壽々（じゅじゅ）です。

2023年「宝塚カレンダー」の掲載メンバ
ーが発表になりました。
内容は、昨日の記事に書きました。

今回は、この2023年「宝塚カレンダー」
から視えてくるものと視えてこないもの
について、私なりの考えをのべてみたい
と思います。

まず、宝塚スターカレンダー・宝塚スタ
ー卓上カレンダーです。
2023年版は3番手（格）まで掲載される
ようになりました。
したがって、花組は永久輝せあさんが、
星組は瀬央ゆりあさんと暁千星さんが、
宙組は桜木みなとさんが新規に掲載され
ました。
一方で、月組、雪組は、3番手不在です。
月組はともかく、雪組の和希そらさんは、
東上公演主演までしているのに、3番手
（格）とは看做されなかったようです。

次に、宝塚ポスターカレンダーです。
花組は、永久輝せあさん、月組は、風間
柚乃さん、雪組は、和希そらさん、星組
は、瀬央ゆりあさんと暁千星さん、宙組
は、桜木みなとさんが掲載です。

2022年版は、星組に天寿光希さんが掲載
されていたので、どうもここの掲載基準
がよく分かりません。
ただ、2023年版だけを見ると各組の3番手
（格）が掲載されているように見えます。
それは、月組に風間柚乃さんが新規に掲載
されたことから推察されます。

2022年版の月組は、暁千星さんが掲載さ
れていたので、暁千星さんの組替えによ
って、風間柚乃さんが繰り上がったので
しょう。
そして、星組は暁千星さんが組替えして
きたので、瀬央ゆりあさんと暁千星さん
の2人を掲載することになったものと思い
ます。

ただ、興味深いのは、なぜ、瀬央ゆりあさ
んを残したのか、という事です。
瀬央ゆりあさんが2番手（格）扱いであ
れば、本来なら、宝塚ポスターカレンダ
ーからはいなくなるはずです。
どうも、星組は、瀬央ゆりあさんと暁千
星さんの番手をまだ、明確にしていない
ように思われます。

次は、宝塚卓上カレンダーです。
各組４番手以下の比較的若手掲載のカレ
ンダーです。
花組では、『元禄バロックロック』で新
人公演主演の希波らいとさんと『巡礼の
年』で新人公演主演の侑輝大弥さんが新
規掲載になりました。
また、雪組では星組時代に『めぐり会い
は再び next generation』で新人公演主演
の咲城けいさんが新規掲載です。
宙組では、『シャーロック・ホームズ』
で新人公演主演の亜音有星さんが新規掲
載になりました。
新人公演主演をすると、掲載の対象にな
るようです。
亜音有星さんの掲載が遅れたのは、どう
も組ごとの人数制限があるようです。
留依蒔世さんが退団するので、亜音有星
さんが掲載となったのでしょう。

次は、宝塚ステージカレンダーです。
雪組の縣千さんと星組の極美慎さんが新
規掲載です。
宝塚スターカレンダー掲載者に追加して、
宝塚バウホール公演主演を経験すると、
掲載されるようです。
ただ、それだと、花組が聖乃あすかさん
のままだという事の説明がつきません。
なぜ、帆純まひろさんと一之瀬航季さん
でないのか、という事です。
W主演だからでしょうか？
また、和希そらさんが宝塚スターカレン
ダーには掲載されていないのに、こちら
には掲載されています。

最後は、宝塚パーソナルカレンダーです。
各組トップと２番手が掲載されています。
星組が礼真琴さんだけなのは、瀬央ゆり
あさんが２番手ではないからでしょう。

なお、雪組は、トップ娘役がどのカレン
ダーにも掲載されていません。
まだ、後任が決まっていないからですが、
後任が決まったら掲載されるのでしょう
か？

以上をまとめると、どうも一部のカレン
ダーの掲載基準が不明確です。
それでも言えることは、星組が相変わら
ず番手が不明確なことです。
また、月組の風間柚乃さん、雪組の和希
そらさんの扱いも不明瞭です。３番手
（格）であるような、ないようなです。