妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

凪七瑠海さんの星組全国ツアー主演の意味について、考えてみた。

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


さて、今回の星組関係の発表の中で一番の
難問はこれです。


凪七瑠海さん、退団前の全国ツアー主演と
書かれている方が多いようですが、その可
能性はあるとは思いますが、ちょっと、疑
問に思う点があります。


まず、昨年専科で退団した轟悠さんが退団
前に出演したのは、全国ツアーではなく、
星組東上公演の『婆娑羅の玄孫』でした。


全国ツアーと東上公演とどちらが宝塚の公
演として格上か、というと、普通はトップ
が主演する全国ツアーでしょう。
あの轟悠さんが東上公演で退団しているの
に、同じ専科の凪七瑠海さんが全国ツアー
公演で退団するのか、というと、やはりち
ょっと、疑問です。


また、星組娘役トップの舞空瞳さんが全国
ツアーの方に出演するという意味もよく分
かりません。


で、また、憶測になりますが、凪七瑠海さ
んは、退団ではなく、そのまま専科に残っ
て、扱いをレベルアップするのではないか、
という気がします。


2023年の「宝塚カレンダー」では、専科を
代表して凪七瑠海さんが、宝塚ステージカ
レンダーと宝塚ポスターカレンダーに登場
しています。


現在、宝塚大劇場で上演中の雪組公演『蒼
穹の昴』では、フィナーレの大階段降りは、
凪七瑠海さんは、朝美絢さんの前、和希そ
らさんの後、つまり3番手扱いでした。


星組には、まだ、正2番手がいません。
番手ぼかしが続いています。
そこで、凪七瑠海さんを今回、星組2番手
扱いにして全国ツアー主演を務めてもら
うという、そんな気がします。


また、礼真琴さんも舞空瞳さんも比較的早
く、トップ、トップ娘役に就任しました。
二人とも長期任期が予想されています。
この辺りで、一度、コンビを解消して、ど
ちらかと言えば、舞空瞳さんをベテランの
凪七瑠海さんと組ませて、「修行」させよ
うと考えたのではないでしょうか。
つまり、舞空瞳さんのさらなるレベルアッ
プを目指して、「全国修行」の旅に出すこ
とにしたのだと、そんな感じがします。


なお、凪七瑠海さん、今更、落下傘だけは
絶対にないと思います。


さて、真実はいつもひとつ。
なにが正解でしょうか?