妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

星組トップ礼真琴さんは、作品の巡り合わせが良くないのでは?

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


歌、芝居、ダンスと三拍子揃っていると
言われる星組トップの礼真琴さんですが、
どうも作品の巡り合わせが悪いように思
われます。
まず、新作だけを挙げてみます。
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2019年11 - 12月、『ロックオペラ モー
ツァルト』(梅田芸術劇場・東京建物
Brillia HALL) トップお披露目公演
2020年2 - 3月、『眩耀(げんよう)の谷
〜舞い降りた新星〜』『Ray-星の光線-』
(宝塚大劇場)大劇場トップお披露目公

2020年7 - 9月、『眩耀(げんよう)の谷
〜舞い降りた新星〜』『Ray-星の光線-』
(東京宝塚劇場)
2021年9 - 12月、『柳生忍法帖』 『モア
ー・ダンディズム!』
2022年4 - 7月、『めぐり会いは再び next
 generation-真夜中の依頼人(ミッドナイ
ト・ガールフレンド)-』『Gran Cantan
te!!』
2022年11 - 2023年2月、『ディミトリ〜
曙光に散る、紫の花〜』『JAGUAR BE
AT-ジャガービート-』
2023年3 - 4月、『Le Rouge et le Noir〜
赤と黒〜』(ドラマシティ・日本青年館)
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ショーの方はともかく、お芝居の方が今
一つパッとしません。
再演物の方を挙げてみます。
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2020年11月、『エル・アルコン-鷹-』
『Ray-星の光線-』(梅田芸術劇場)
2021年2 - 5月、『ロミオとジュリエット』
2022年2月、『王家に捧ぐ歌』(御園座)
2022年9月、『モンテ・クリスト伯』
『Gran Cantante!!』(全国ツアー)
2023年6 - 8月、『1789-バスティーユの
恋人たち-』
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これを見ると、再演物で何とか保ってい
るという感じがします。


新作で、ヒット作が出ないと長期任期は
難しそうな気がします。


一応、同期の花組トップ柚香光さんと比
べてみます。
新作を挙げてみます。
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2020年1月、『DANCE OLYMPIA』(東
京国際フォーラム)トップお披露目公演
2020年7 - 11月、『はいからさんが通る』
大劇場トップお披露目公演
2021年1 - 2月、『NICE WORK IF YOU
CAN GET IT』(東京国際フォーラム・
梅田芸術劇場)
2021年4 - 7月、『アウグストゥス-尊厳
ある者-』『Cool Beast!!』
2021年11 - 2022年2月、『元禄バロック
ロック』『The Fascination!』
2022年6 - 9月、『巡礼の年〜リスト・フ
ェレンツ、魂の彷徨〜』『Fashionable
Empire』
2023年7 - 10月、『鴛鴦歌合戦』『GRA
ND MIRAGE!』
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『はいからさんが通る』は、再演ですが、
柚香光さんの作品の再演ですので、新作
の方に入れました。
次は、再演物です。
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2021年8 - 9月、『哀しみのコルドバ』
『Cool Beast!!』(全国ツアー)
2022年3 - 4月、『TOP HAT』(梅田芸
術劇場)
2022年10 - 11月、『フィレンツェに燃
える』『Fashionable Empire』(全国ツ
アー)
2023年1 - 3月、『うたかたの恋』『EN
CHANTEMENT-華麗なる香水-』
2023年4 - 5月、『二人だけの戦場』
(梅田芸術劇場・東京建物 Brillia HALL)
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柚香光さんの容姿とダンス力を活かした
作品が多いように思われます。


どちらかというと、新作、再演物を含め
て、礼真琴さんよりも柚香光さんの方が
作品に恵まれているように感じられるの
ですが、どうでしょうか?
ただ、柚香光さんは、新作にしろ、再演
物にしろ、一本物の大作がないというの
が礼真琴さんと比べると、今一つのよう
に思います。
残りの任期で、一本物の大作が来るので
しょうか?


礼真琴さんは、再演物の大作、『ロミオ
とジュリエット』、『王家に捧ぐ歌』、
『1789-バスティーユの恋人たち-』で、
何とか柚香光さんとのリードを保ってい
るように思われるのですが……。
これで、長期任期と言われてもね。


なお、これは人気の話ではないので、念
のため。