月城かなとさん退団とすると、月を継ぐ者は誰?(再考)
今晩は、壽々(じゅじゅ)です。
2024年「宝塚カレンダー」の掲載月発表
で、さらに退団フラグが増えてしまった
月組トップコンビの月城かなとさんと海
乃美月さん。
できれば、続投して欲しいのですが、も
し、次の本公演の『Eternal Voice 消え残
る想い』『Grande TAKARAZUKA 110!』
で、トップコンビ退団としたら、次期ト
ップコンビは誰になるのかを、もう一度、
検討してみたいと思います。
まず、男役トップの方です。
男役トップになるには、最近の事例から
すると、次の2つの条件を満たす必要が
あります(男役トップとしての資質があ
ることは、当然ですが)。
一つ目は、東上公演主演2回、または、
東上公演主演1回と全国ツアー公演主演
1回のどちらかを満たすことです。
二つ目は、2番手経験をトップになる前
に最低2公演することです。
花組の永久輝せあさんもこの条件を満た
していますし、異例のスピードトップ就
任した元月組トップの珠城りょうさんも
この二つの条件は満たしています。
それでは、現時点でこの二つの条件を満
たしている男役は、誰かというと、月組
の鳳月杏さんと雪組の朝美絢さんしかい
ません。(宙組の桜木みなとさんは、
『壮麗帝』が東京公演をやっていないの
で、東上公演主演にカウントされていま
せん)
月組の別箱公演は、来年中にもう1公演
あるのですが、ここでトップお披露目公
演をする必要があります。
したがって、例えば、専科の水美舞斗さ
んは、専科で東上公演主演をする訳にも
いきませんので、東上公演主演1回で、
対象外になります。
まず、雪組の朝美絢さんですが、雪組で
待っていれば、そのうち、彩風咲奈さん
が退団して、雪組にトップになれます。
わざわざ、今更、月組に異動するメリッ
トはなさそうです。
そうすると鳳月杏さんが有力ですが、一
つだけ、問題があります。
上級生2番手がトップになった例は、過
去にも、ほとんどないということ。
それと、上級生2番手がトップになれる
のであれば、なぜ、美弥るりかさんは、
トップになれなかったのかという問題が
再燃することです。