妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

月城さんと海乃さんの退団記者会見の記事を読んで思うこと。

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


9月26日(火)の月城かなとさんと海乃
美月さんの退団記者会見の記事が宝塚の
HPに掲載されています。


月城かなとさんの退団発表があった時に
は、もしかしたら、初めから、月城さん
は、退団時期を決めていたのではないか
と思いましたが、やっぱりそうでしたね。


月城さんは、退団を決意をしたけっかけ
について、こう話しています。


「トップスターに就任というお話をいた
だいた時、歴代の月組トップスターのお
名前をあらためて拝見し、自分だけのこ
とではなく、月組の伝統を引き継ぐ役割
をいただいたのだと感じました。そのう
えで、どのタイミングで次代に繋ぐのが
ベストかと考え、大劇場公演5作での退
団を決意しました。
早い段階で自分のゴ
ールを決めたことで、頼もしいメンバー
がそろっている今の月組のメンバーが経
験を積んで成長し、最高の状態で次に繋
げられるように、前向きに進むことがで
きたと思います。」


問題は、太字の部分です。


5作退団はいいとしても、「次代に繋ぐ」
という言い方をしています。


この時、月城さんの頭に鳳月杏さんに繋
ぐという考えがあったとしたら、「次代
に繋ぐ」という言い方は、おそらく、し
ないでしょう。


月城かなとさんは、別の人(自分より下
級生)に繋ぐつもりだったように思われ
ます。


暁千星さんであったかどうかは、タイミ
ングとして、ちょっと、微妙です。


誰か、他の人が月組に来ると思っていた
可能性もあります。


それが、結果として、多分、鳳月杏さん
に繋ぐことになり、「次代」ではなく、
むしろ「前代」に繋ぐことになってしま
ったのは、皮肉としか言いようがありま
せん。


一方、海乃美月さんの方は、退団を決意
した時の想いについて、こう話していま
す。


「『グレート・ギャツビー』の公演中、
月城さんから、退団のタイミングや、歴
代の方々が紡いでこられた“月組”への想
いを伺い、私も最後までご一緒させてい
ただけたらいいなと思いました。月城さ
んは、私の宝塚人生を尊重して、どう歩
んでいきたいかを考える時間をください
ました。そのうえで一緒に卒業させてい
ただく決意ができたことはとても幸せで
す。」


おそらく、海乃さんは、月城さんが5作で
退団ではなく、もう少し、長い任期を予
想していたのだと思います。


だから、思い悩んだ結果、月城さんと同
時退団する決意に至ったのかと思います。


退団記者会見を読んでみると、月城さん
がアッサリ型なのに対して、海乃さんが
エネルギッシュ型だというように感じま
した。


公演を観ていても、なんか、そんな感じ
がしました。


ちょっと、対照的な二人だからこそ、上
手くいっのかもしれません。