妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

安蘭チームと望海チーム、観るならどっち?ミュージカル『next to normal』

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


安蘭けいさんと望海風斗さんのWキャストによるミュージ
カル『next to normal』が3月25日~4月17日の間 シアター
クリエにて上演されます。


他の出演者も(といっても全部で6人)全部Wキャストで、
以下のとおりとなっています。


ダイアナ  安蘭けい    望海風斗


ゲイブ   海宝直人    甲斐翔真


ダン    岡田浩暉    渡辺大輔


ナタリー  昆 夏美     屋比久知奈


ヘンリー  橋本良亮    大久保祥太郎


マッデン  新納慎也    藤田 玲


したがって、安蘭けいさんと望海風斗さんのどちらのダイアナ
で観るかによって、他のキャストも全部違ってきます。


もし、望海風斗さんのファンであるなら、これは間違いなく
望海チームで観劇でしょう。
ただ、そもそもこのミュージカルを観るのか、という問題が
あります。
今まで、ミュージカルは宝塚の舞台しか観たことのない方に、
私は、このミュージカルはお勧めできません。
このミュージカルは、宝塚の舞台とは真逆といってもいい作品
だと思います。

私は、宝塚半分、その他のミュージカル半分ですが、私でもこ
れほどのシリアスなミュージカルはあまり観たことがありませ
ん。
観ていて楽しい、というミュージカルでは決してありません。


もし、望海風斗さんのファンでないのであれば、私は、安蘭チ
ームをお薦めします。


まず、安蘭けいさんを始め、海宝直人さん、昆 夏美さんなど、
演技派が揃っています。
歌唱面でも安蘭チームの方が全体的にレベルが高いように思い
ます。


ついでに、『next to normal』の作品紹介とあらすじを掲載して
おきます。


作品紹介


本作はトム・キット(音楽)、ブライアン・ヨーキー(脚本・
歌詞)のコンビによる2009年トニー賞11部門ノミネート
 主演女優賞・楽曲賞・編曲賞の3部門を受賞、2010年に
はピューリッツァー賞(戯曲部門)を受賞したミュージカル
です。 日本では2013年9月にシアタークリエにて日本初演。
今回待望の再演が決定いたしました。前回日本初演では、オリ
ジナル版と同じ演出・デザインにて上演されましたが、今回は
日本独自の演出・デザインにて上演されます。


現代社会が抱える家族間の絆やその崩壊、再生を中心に描きな
がら、心の病への向き合い方といった社会的なテーマを扱って
います。それを一人の女性、一つの家族の姿を通してミュージ
カルという形式で描く画期的な作品です。劇中で描かれる6人の
登場人物それぞれに共感を覚えずにはいられない、魂を揺さぶる
ミュージカルをお届けいたします。


ストーリー


母、息子、娘、父親。普通に見える4人家族の朝の風景。


ダイアナの不自然な言動に、夫のダンは優しく愛情をもって接
する。息子のゲイブとダイアナの会話は、ダンやナタリーの耳
には届いていないように見える。ダイアナは長年、双極性障害
を患っていた。娘のナタリーは親に反抗的で、クラスメートの
ヘンリーには家庭の悩みを打ち明けていた。


益々症状が悪化するダイアナのために、夫のダンは主治医を替
えることにする。新任のドクター・マッデンはダイアナの病に
寄り添い治療を進めていくが・・・。


シアタークリエの座席は、609席。
つまり、その程度の客の入りを予想したミュージカルです。
万人に受け入れられるミュージカルではないと思います。


1月4日から東宝ナビザーブで先行抽選の受付が始まります。


あなたは、この作品を観に行きますか?
観に行くとしたら、どちらのチームで?