妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

再び浮上の「宙組解体論」ーちょっと、おかしくはないか?

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


またもや、「宙組解体論」の記事で、い
い加減うんざりです。


宝塚歌劇団のことをロクに知らない記者
が記事を書いているのでしょうか?


そもそも、問題なのは、宙組全体ではな
く、その一部の人だけです。


報道で言われている、その一部の人を何
とかすれば、済む話です。(なお、週刊
誌などの報道が正しいとの前提の話です)


解体して、現在宙組に在籍している人た
ちをどうするというのでしょうか?


宝塚の各組にはそれぞれ異なるカラーが
あります。また、各組の人数も一定の数
になるように調整しています。そこへ、
宙組を解体して宙組生を組替えしたら、
とんでもないことになるでしょう。


これは、夕刊フジの記事です。
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宙組〝解体〟に現実味、宝塚の俳優急死
問題 110周年式典&大運動会が中止
調査報告書も取り下げ、事実上の再調査


宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の宙組に所
属する俳優の女性(25)が急死した問
題は、いまだに波紋を広げている。歌劇
団と遺族はいまだ主張が平行線のままで
解決の糸口は見えない。そんな中、来年
に予定されていた110周年の記念式典
も中止に。このままでは宙組の解体も現
実味を帯びてきそうだ。


歌劇団は、来年4月に本拠地・宝塚大劇
場で予定していた宝塚歌劇110周年の
記念式典を中止すると発表。さらに大阪
で開催予定だった10年に一度の「大運
動会」も中止となった。


「記念式典の中止は、歌劇団は過密な公
演日程を見直す改革の一環だと説明して
いますが、記念事業ですから異常事態で
す。平たく言えば、そんなことをしてい
る場合じゃないということ。旧ジャニー
ズ事務所がカウントダウンコンサートを
中止にしたのと同じような観点です」と
女性誌編集者は指摘する。


現在、公演が中断したままの宙組につい
ても「安全に公演できる態勢が整わない」
として、来年2~3月の福岡、大阪、兵
庫での公演も見合わせることになった。


さらに歌劇団に公演の再開中止を求める
脅迫めいた内容の複数の文書やメールが
届いていたことも明らかになったのだ。
脅迫文は女性の死後、メールや手書きの
文書で届くようになったという。


「そんな中、歌劇団は、11月に外部の
弁護士らによる調査報告書をホームペー
ジで公表していましたが、これを取り下
げました。もとから遺族側は、いじめや
パワハラはなかったと結論づけた調査報
告に反発しており、歌劇団側も事実上の
再調査を行う方針だというのです」と先
の女性誌編集者は話す。そしてこう続け
る。


「当初、歌劇団が会見する際、宙組は解
体されるのではという見方がありました。
いったんは回避されましたが、ここまで
の流れを見ると、解体に向けて動き出す
のではないでしょうか


どういうことか。別の演劇関係者は指摘
する。


「この問題をめぐって、メディアの報道
は〝宙組にいじめが横行していた〟とす
る傾向が強いのです。自民党のパーティ
ー券問題で安倍派がやり玉に上がってい
るのと同じ感じです。あくまでも悪いの
は宙組という印象が強まっています。

ちろん宙組内でも不安や動揺が広がって
公演できない状況ではありますが、宙組
がなくなれば問題は解決するという考え
が出てきても、おかしくはありません


問題は根深そうだ。
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宙組生全員がパワハラを行っていた訳で
はありません。


週刊文春もそんなことは書いていません。


宙組を解体しても問題は解決しません。


問題が根深いのは、夕刊フジとそこへ情
報を提供した人たちでしょう。