妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

和希そらさんの雪組異動と今後について改めて考える

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


今回は、「ブログ村の片隅から宝塚人事を考える」の番外編です。


今回は、和希そらさんの雪組異動と今後について現時点において改めて
考えてみたいと思います。


和希そらさんの組替え発表があったのは、今年の7月27日です。


「2021年12月10日付で雪組へ組替え」と発表されました。


発表当時は、だいぶブログを賑わせていましたが、2か月半たった今では
大分落ち着いているようです。


宙組最後の出演となる公演も芹香斗亜さん主演の『プロミセス、プロミセス』
への振り分けが決まりました。


宙組の側の事情


私見ですが、今回の和希そらさんの雪組異動の発端は、同期の紫藤りゅうさんの
星組から宙組への異動(2019年12月23日付)にあったように思います。


紫藤りゅうさんの組替えには理由がよく分からない点が多々あるのですが、
ひとつには、宙組の男役を高身長のメンバーで揃える、という意図もあったように
思われます。


現在の宙組の男役の主要メンバー(とされている)の身長をみてみます。


真風涼帆ー175㎝


芹香斗亜ー173㎝


桜木みなとー170㎝


和希そらー168㎝


紫藤りゅうー174㎝


留衣蒔世ー172㎝


瑠風輝ー175㎝


上記の中では和希そらさんが一番低く、次が桜木みなとさんです。


次に、和希そらさん(96期)のあたり(93期~98期)の各期の男役スターの
状況があると思います。
充実していていいという方も見えますが、逆に、私には目詰まり感があるように
思われます。


芹香斗亜(93期)←宙組2番手
  |
桜木みなと(95期)←宙組3番手
  |
和希そら(96期)←宙組4番手
  |
紫藤りゅう(96期)
  |
留衣蒔世(97期)
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瑠風輝(98期)


芹香斗亜さんが桜木みなとさんの蓋に、桜木みなとさんが和希そらさんの蓋に、
和希そらさんが紫藤りゅうさん、留衣蒔世さん、瑠風輝さんの蓋になっている
ように見えます。
このままでは、真風涼帆さんが長期政権になっただけに(2022年末頃退団か?)、
和希そらさんが宙組で2番手になるのは相当先か、2番手にもなれない可能性も
出てきます。


雪組の側の事情


一つには、歌唱力抜群であったトップの望海風斗さんの退団による雪組の
歌唱力の底上げがあると思います。


もう一つは、雪組には宙組のような男役スターの目詰まり感がないことです。


朝美絢(95期)←雪組2番手
  |
(和希そら(96期))←雪組3番手
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綾凰華(98期)


上の宙組と比べると差がよく分かります。
和希そらさんは、雪組への異動によって番手が一つ上がります。


朝美絢さんが将来雪組トップになった時には、雪組2番手になることも
可能性として出てきます。


今回の和希そらさんの雪組異動は和希そらさん自身にとってメリットが
ありますし、そらさんが今後雪組で活躍してくれることを期待しています。