妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

雪組公演『蒼穹の昴』(3回目観劇)フィナーレ感想

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日は、雪組宝塚大劇場公演『蒼穹の昴』
の3回目観劇に行ってきました。
昨日は、ローソンチケット貸切公演で、
席は前から8列目のサブセンターブロック。
ほぼ、SS席でした~!!


で、今回は、フィナーレ部分の感想の記事
なのですが、少し、前の部分に遡ります。


両側を赤い壁に囲まれた道(紅牆の道)を
李春児が奥から手前に向かって走ってきま
す。そして、李春児が舞台手前まで来ると
赤い壁のパネルが動いて、裏返しになり、
大きな船になるという仕掛けになっていま
す。
紫禁城の場面と同じく、装置担当の松井る
みさんの手によるもので、ここも見せ場の
一つです。
船の上にマストが立って、寄り添った梁文
秀と李玲玲とが下からせりあがってきます。
船上の二人に向かって手を振る李春児。
セットが素晴らしいからこそ、ラストシー
ンも素晴らしいものになります。


フィナーレの最初は、和希そらさんのソロ。
真っ赤な衣裳に背中に龍の刺繡がしてあり
ます。銀橋を渡りながら歌う主題歌はやは
り素晴らしい。そして、ロケットを紹介し
て去っていきます。


で、ロケットの場面。中国風のセット。
頭にピンクの牡丹の花を四つ付けて、肘ま
での長いピンクの手袋で、中国風の可愛い
衣裳で踊ります。ちょっと可愛いらしいロ
ケットです。


そして、本来なら黒燕尾の場面は、黒に襟
に白のラインの入った衣装に金ラメ(?)
の薄いガウンを纏って、黒の扇子を持って
踊ります。最前列の人(かな?)は、背中
に金糸で龍の刺繍がしてあります。
最初は、凪七瑠海さん、朝美絢さん、和希
そらさんの3人が上手で他の人達とは別れ
て踊りますが(ちょっと格好いい)、他の
男役さんたちと一緒になると、中央から彩
風咲奈さんがせりあがってきて、男役さん
全員での踊りになります。
黒燕尾も好きですが、こういう作品に合わ
せたフィナーレもとてもいいと思いました。


その後は、朝美絢さんが早着替えで戻って
きて、銀ギラの衣装で、白に青の綺麗な衣
装を着た(公演プログラムによると景徳鎮
の陶磁器を模したドレスだそうです)娘役
さん達の中心で踊ります。


そして、最後は、彩風咲奈さんと朝月希和
さんのデュエットダンス。
濃紺の衣装に白い模様のついた衣装で踊り
ます。
朝月希和さんの柔軟さが凄くて、よくあん
なに背中を反らすことができるなと……。
話題のリフトは、私の観た回はどれもちゃ
んとリフトができていましたが、少しづつ
違っているように見えました。
朝月希和さんが彩風咲奈さんに飛びつくよ
うな格好(というように私には見えました)
からのリフトという感じでタイミングが難
しいのでしょう。


パレードは、千風カレンさんのエトワール
で始まって、大階段一人降りは、縣千さん、
和希そらさん、凪七瑠海さん、朝美絢さん、
朝月希和さん、彩風咲奈さんの順でした。
今回は、羽根なしで、彩風咲奈さん、朝月
希和さん、朝美絢さんの3人が金色、青色、
ピンクのちょっと厚めのマントと豪華衣装
でした(詳しくは宝塚のHPに写真が載って
います)。
彩風咲奈さんと朝美絢さんの衣裳の刺繍は、
龍だと思いますが、朝月希和さんの衣裳の
刺繍には尻尾のようなものがあります。
白虎ですかね。