妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

これは良かった~!! 夢咲ねねさん、綺咲愛里さん出演のミュージカル 東京ラブストーリー !!

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


一昨日は、 ミュージカル『東京ラブスト
ーリー』を観に、シアター・ドラマシテ
ィまで、遠征してきました。
良かったです、昨日みたいに大雪でなく
て。
それでも、結構、寒かったです。名古屋
も大阪も。


ドラマの方を見ていないので、よく分か
りませんが、基本的なストーリーは、多
分、ドラマと同じだと思います。
ただ、上演時間が休憩時間20分を含め、
2時間30分で、さらに、ミュージカルで
すので、歌が入るので、ストーリーは、
ドラマよりもあっさりめだったのかも知
れません。


出演者は、Wキャストで、私が観た回は、
空キャスト。
こんな出演者と配役でした。
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≪空キャスト≫
永尾完治:柿澤勇人
赤名リカ:笹本玲奈
三上健一:廣瀬友祐
関口さとみ:夢咲ねね
<空・海共通キャスト>
長崎尚子:綺咲愛里
和賀夏樹:高島礼子
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舞台は、至ってシンプルで、パネルを動
かして場面転換していました。


開演8分前頃に、赤いドレスを着た女性
が踊り始めて?です。
開演したら今度は、黒い衣裳の男の人が
出てきて、二人で踊って??です。
後で、赤名リカが永尾完治に語るジンバ
ブエの伝説の王女と旅人だと分かるので
すが……。
でも、バレエダンサーと元新体操の日本
代表ですので、もの凄く上手いです。


曲も良かったです。
作曲は、グラミー賞・エミー賞受賞で、
トニー賞受賞のジェイソン・ハウランド
氏。


歌も皆、上手かったです。
柿澤勇人さん、笹本玲奈さん、廣瀬友祐
さんの三人が上手いのは当然ですが、夢
咲ねねさんと綺咲愛里さんもソロの場面
が結構あって、上手いのには驚きました。


特に、綺咲愛里さんは、宝塚現役時代に
酷評されていたこともあって、どうかな、
と思っていたのですが、いい意味で予想
を裏切りました。成長したな、と。


そして、何と、高島礼子さんが1曲だけ
ですが、ソロで歌っていて、中々、上手
でした。丁寧に、丁寧に歌っている感じ
がしました。


ストーリーの大要は、ドラマと同じだと
思いますが、こんな内容です。時代設定
などは変えているみたいですね。
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 2018年春。
 地元・愛媛から東京に異動して1カ月、
“しまなみタオル”営業部の永尾完治は、
未だ都会の空気に慣れないでいた。そん
な中、部長の和賀夏樹から重要案件を任
されることになった完治。タッグを組む
のは、アフリカ育ちの天真爛漫な女性・
赤名リカだ。彼女は完治を「カンチ!」
と呼び、名前が似ているというジンバブ
エの恋人たちの伝説を語って聞かせる。
 数日後、完治が旧友の研修医・三上健
一に呼ばれてバーに行くと、そこには高
校時代から想いを寄せる、幼稚園の先生
・関口さとみの姿もあった。唐突な再会
に、心揺れる完治。そこへ現れたリカも
加わり、4人はそれぞれの想いを抱えな
がら乾杯を交わすのだった。
 完治と同じくさとみを想い続けてきた
三上は、ついに彼女に想いを打ち明け、
二人はキスを交わす。その姿を目撃して
しまい、気持ちを押し殺して彼らを祝福
する完治。そんな完治をリカは明るく励
まし、思いがけない言葉を口にする。
 動き始めた二つの恋。そこに、三上の
同僚・長崎尚子の存在も絡み合い……。
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要するに、三角関係が二つあり、その中
心に、完治というよりさとみがいるとい
うお話です。
TVドラマでさとみを演じた有森也実さん
が嫌われたというのも、なんとなく分か
る気はしますが、多分、舞台の方は、そ
れほどさとみを酷くは描いていないよう
な気がします。
結婚式場から長崎尚子を攫っていく、三
上はちょっと、格好良かったし、最後に
完治から別れを告げられるリカはちょっ
と可哀そうな気がしました。


時代設定が現代に変えられていて、物語
に古臭さは感じませんでしたし、ちょっ
とコメディタッチな場面もあって、結構
面白かったです。


公演時間を書いた紙の上に、本日、トー
クショーありの張り紙を見て、思わず、
ゲッとなりましたが、柿澤勇人さんと
廣瀬友祐さんのトークは、結構、面白か
ったです。ここには、書けないような話
もあって。
あと、中年男性が結構多くて、珍しく男
性トイレに行列ができていました。
TVドラマを見ていた世代ですかね。