妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

宝塚の俳優急死、法廷闘争なら泥沼化必至!!ー夕刊フジ

今日は、壽々(じゅじゅ)です。


これは、夕刊フジWEB版の記事です。
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宝塚の俳優急死、法廷闘争なら泥沼化必
至  遺族側がパワハラ証拠のLINE、
痕が残った額の写真公開 高橋裕樹弁護
士が見解


宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の宙組に所
属する女性俳優(25)が9月に急死し
た問題で、いじめ・パワハラを認めない
歌劇団側の姿勢に対し、遺族側が不信感
を募らせている。遺族代理人は7日、パ
ワハラがあった証拠として女性が生前、
母親に被害を訴えたLINEなどを公表
するに至っている。遺族側が訴えを起こ
す可能性が高まり、泥沼化は不可避だ。


川人博弁護士らが7日、東京都内で記者
会見し、主なパワハラが15件もあった
とし、意見書を5日付で歌劇団側に送付
したことを明かした。


遺族側は、女性が2021年8月、上級
生にヘアアイロンで額にやけどを負わさ
れたと主張。女性は母親へのLINEで
「わざとな気がする」とパワハラを示唆。
意見書では、痕が残った額の写真も添付
した上で、こうした証拠があるのに調査
報告書がパワハラを認定しないのは不当
だと批判している。


さらに母親へのLINEには、深夜に送
信された「まだかえれんわ」「上の人お
るから」などのメッセージも。遺族側は、
今年度から下級生のまとめ役となった女
性に、歌劇団が過重業務を課し、上級生
が執拗(しつよう)に叱責したことがパ
ワハラに該当するとも主張している。


遺族は「真実をすり替え、娘の尊厳をこ
れ以上傷つけるのはやめてほしい」とコ
メント。川人弁護士は、歌劇団がパワハ
ラを認めないかぎり、法的措置を取る可
能性を示唆している。


民事訴訟に詳しい高橋裕樹弁護士は「今
出ている証拠では、まだ不十分な面もあ
る。先輩がヘアアイロンで髪を巻いてあ
げたという点には違和感が残るが、けが
の写真があっても過失の可能性が残る」
とした上で、「関係者の証言がもっと出
てくれば、外部機関による再調査や、法
廷闘争などのさらなる展開もありうる。

劇団側は長時間労働の管理を認め、早め
に謝罪することで事態を収束させようと
する意図もあるのだろうが、安心できる
状況ではない」と語った。
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遺族側は出来るだけ、穏便に済ませたい
のでしょうが、劇団が「パワハラ」を認
めない以上、裁判もやむなし、といった
ところでしょうか。


裁判となると、劇団生の証人尋問という
ことにもなりそうですが……。