壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

『CITY HUNTER』は2回観た方がいいと思ったこと

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


本日は、昨日(9月5日)宝塚大劇場で2回目の観劇をした雪組公演『CITY HUNTER』
『Fire Fever!』のうち、『CITY HUNTER』の観劇レポートです。


その前に……。
昨日の朝は大変な目にあいました。
自宅付近の私鉄の駅と名古屋駅までの間で人身事故が発生し、電車が運転見合わせになっていました~。


最近人身事故などで鉄道が止まることが多いので、出かける前には、必ず、鉄道の運行状況をインターネットでチェックしています!


朝起きた時の運行情報は通常運転だったのですが、8時過ぎに再確認すると、運転見合わせに。9時30分頃に運転再開予定とのことですが、前の列車から順番に動き出すので結構遅れたりします。


悩んだ末、少し遠いJRの駅までタクシーで行って、そこから名古屋駅に向かうのが無難だと
考え、タクシーを呼びました。


結果……、予約していた新幹線に間に合いました~。よかった!!(タクシー代はかかったけど)


さて、本題に入ります。


いつもどおり開演五分前に、緞帳が上がり、そして舞台奥にはスクリーンが。
「開演まであと5分」と書かれた表示の下を右から左へトンボが横切ります。次に上を反対側からカラスが横切ります。アレッ、前回こんなの出てたっけ?と思っていたら、だんだんトンボとカラスの数が増えていきます。どうも前回の観劇と今回との間に新しく作ったようです。まあ、5分間同じ画面を見させられているよりは退屈しないかも……。


なお、このスクリーンは、『CITY HUNTER』上演中はずっと何かが表示されていますが、
初めての方は、これに気を取られていると、舞台に集中出来なくなります。ご注意を!!


さて、前回の観劇の時は、何かごちゃごちゃしていて人間関係やストーリーが分かりづらいなーと思っていたのですが、今回の観劇ではそのごちゃごちゃ感がほぼなくなっていました。


とにかく、やたらと登場人物が多いことと(ホームページの「人物相関図」数えたら50人いました)、2つのストーリー(アルマ王女の護衛と偽物シティーハンターの捜索)が同時並行で進むことで、分かりづらいのだと思います。


これが2回目だとストーリーやそれそれの登場人物の人間関係がある程度分かってくるので、ごちゃごちゃ感がなくなってきます。


これが、タイトルの「『CITY HUNTER』は2回観た方がいい」と思った理由です。


ごちゃごちゃ感がなくなってくると、この作品は、結構面白い!!!


それでは今回は、前回書かなかった部分・登場人物の補足や、突っ込みどころを書いてみます。


まず、主人公の冴羽獠(彩風咲奈さん)。
もうご存知とは思いますが、冴羽獠が原作では頻発する「もっ〇り」は「すみれコード」で
「ハッスル」に。
使いやすくなったのか、やたらとこの「ハッスル」が出てきます。
冴羽獠以外の人物も「ハッスル」と……。元は「もっ〇り」なのだから、頭の中で置き換えていると、なんだか可笑しい。
それと、終盤で冴羽獠が槇村香とミックが一緒にアメリカへ旅立った時の寂しげな感じ…。これがちょっと堪りません。いい感じ。


次に、冴羽獠の相棒の槇村香(朝月希和さん)。
どう見ても美人の女性にしか見えないのに、しょっちゅう男の子に間違われます。
(原作漫画でも結構、美人です)
そして、お決まりの100tハンマー。ハンマーの片面に冴羽獠に鉄槌を下す理由を書いた紙が貼ってあるのですが、気を付けていないと見落とします。


次は、槇村秀幸(綾凰華さん)。
槇村香の兄で冴羽獠の元同僚。
序盤でジェネラル(真那春人さん)に殺されてしまします。その後は、幽霊として登場。
物語の説明役(シティハンターへの仕事の依頼の仕方やXYZの意味など)をしています。
どうやら、その姿と声は、冴羽獠と槇村香だけが見聞き出来るようです。


ミック・エンジェル(朝美絢さん)。
アメリカ人の凄腕スナイパーで冴羽獠のアメリカでの相棒。
ナンバーワンスナイパーは二人いらないと言って、冴羽獠をライバル視します。
冴羽獠の足を引っ張ってしまって落ち込んでいる槇村香をアメリカへ一緒に行かないかと優しく誘います。超格好いいのですが、ショーパブねこまんまで冴羽獠とホステスと一緒にはしゃぐなどお茶目な面も。日本語がペラペラなのに日本のことわざの使い方だけが少し違っているって、なんか変なところも……。


海坊主。本名伊集院隼人。(縣千さん)
こちらも凄腕スナイパー。喫茶キャッツアイのマスター。あの強面でよく喫茶店の経営が成り立つなーと余計な心配。終盤でサングラスを外すところ、今回はしっかりとオペラグラスで確認しましたー。本当にキラキラ宝塚系縣千さん、可愛い~。


野上冴子(彩みちる)
警視庁の敏腕美人刑事。野上警視総監の長女。冴羽獠にちょっと気がある。
彩みちるさんは、11月15日付で月組に組替えですね。
月組でのご活躍を期待しています。


野上警視総監(奏乃はるとさん)
アルマ王女(夢白あやさん)が連れ去られたことで、総理に電話。総理の答えは
「安全安心」。菅総理が自民党の総裁選に出馬しないことになったので、このギャグ?
は宝塚大劇場限りか?


長くなったので、この続きはまた次回(あるのか?)に。